マンCから関心のカンビアーゾ、ユーヴェのSDが去就に言及「交渉はない。現時点では…」

　ユヴェントスのクリスティアーノ・ジュントーリSD（スポーツディレクター）が、イタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾの去就に言及した。18日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

　現在24歳のカンビアーゾは“ビアンコネロ”の左サイドバックでレギュラーを張っており、今季の公式戦は26試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。そんななか、1月の移籍市場で積極的な補強を敢行するマンチェスター・シティから関心を寄せられている。

『スカイ』によると、マンチェスター・シティは6500万ユーロ（約105億円）の移籍金を用意し、バイエルンらカンビアーゾを狙う競合相手を出し抜きたい模様。これに対し、ユヴェントスは値札を8000万ユーロ（約129億円）に設定し、“驚異的な”オファーでのみ同選手の売却に応じる姿勢だという。

　そんななか、18日に行われたセリエA第21節ミラン戦でジュントーリSDがカンビアーゾの去就について口を開き、「正直なところ、交渉は行われていない」とコメント。さらに言葉を続け、「現時点では、私たちはケガ人のために生じた穴を埋めるための補強を行いたい。規格外のオファーはまだ届いていない。それが届いてから、私たちは交渉について考えるだろう」と、1月の選手売却に消極的な姿勢を明言した。


【ハイライト】ユヴェントス 2−0 ミラン