アモリム監督、ブライトンに白星献上で就任後公式戦7敗目「私たちはマンUの歴史上最悪のチーム」

　マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が現在のチーム状況について言及した。19日、イギリスメディア『スカイ』が同監督のコメントを伝えている。

　プレミアリーグ第22節が19日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームでブライトンと対戦した。試合は5分にヤンクバ・ミンテから先制点を奪われたものの、23分にブルーノ・フェルナンデスのPKで同点弾を奪取。しかし、60分に三笘薫から勝ち越し弾を決められ、76分には追加点を献上してしまう。結局、そのまま試合は3−1で終了し、ブライトンが敵地で勝利を収めた。

　この試合結果により、公式戦4試合ぶりとなる敗戦を喫したマンチェスター・ユナイテッド。プレミアリーグに限定すると、直近9試合で2勝1分6敗と黒星が大きく先行している。試合後のインタビューに応じたアモリム監督は、「これがマンチェスター・ユナイテッドのファンにとってどんなことか、想像してみてほしい。そして、これが私にとってどんなことかも想像してみてほしい」と述べつつ、「つまり前監督よりも多く敗北している新しい監督を迎えたわけだ。そのことは十分に理解している」と自らの責任を口にした。

　一方で、「言った通り私は何があっても変わるつもりはない。成功できると確信しているが、まずこの瞬間を乗り越えなければならない。私はナイーブではないし、今生き残ることが必要であることもわかっている」とコメント。続けて、「私たちはおそらくマンチェスター・ユナイテッドの歴史上最悪のチームになっている。見出しが欲しいのは分かっているが、それを認めて変えていかなければならないからこう言っている。さあ、あなたたちが欲しい見出しをどうぞ」と見解を語っている。