昨年の牝馬クラシック戦線を賑わしたクイーンズウォークが立て直して復帰戦を勝利で飾る。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■1/25(土) 小倉牝馬ステークス(4歳上・牝・GIII・小倉芝2000m)
秋華賞はスタートで躓いて流れに乗れず、桜花賞は内枠で揉まれる競馬。ともに不完全燃焼だったクイーンズウォーク(牝4、栗東・中内田充正厩舎)だが、オークスでは渋太さを発揮して4着と好走しており、ポテンシャルの高さは間違いない。ローズSでは後に有馬記念を勝つレガレイラを負かしており世代屈指の実力牝馬。好勝負になる。鞍上は川田将雅騎手。
前走は内で包まれて力を発揮できなかったコガネノソラ(牝4、美浦・菊沢隆徳厩舎)。秋華賞も大きく負けておらず悲観する内容ではない。3走前に札幌でクイーンSを勝っているように平坦コースに替わるのは好材料で、一変の可能性も十分だ。鞍上は横山武史騎手。
その他、エリザベス女王杯の勝ち馬ブレイディヴェーグと互角の競馬をしたシンティレーション(牝6、美浦・池上昌和厩舎)、開幕週の芝で持ち味発揮ならアリスヴェリテ(牝5、栗東・中竹和也厩舎)、GIIIなら狙い目立つコスタボニータ(牝6、栗東・杉山佳明厩舎)、前走が牡馬相手に好走したフェアエールング(牝5、美浦・和田正一郎厩舎)、小倉巧者のコンクシェル(牝5、栗東・清水久詞厩舎)などが上位を窺う。発走は15時25分。