前走の天皇賞(秋)が不完全燃焼だったレーベンスティール。この条件の重賞で2勝を挙げており一変する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■1/26(日) アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・中山芝2200m)
同舞台のセントライト記念とオールカマーで勝利を挙げているレーベンスティール(牡5、美浦・田中博康厩舎)。この2勝はいい位置につけてしっかり伸びるという勝ちっぷりで非の打ち所がない。前走は外枠に加えて道中もスムーズさを欠いてのもので、決して力負けではない。約3カ月ぶりのレースになるが、丹念な乗り込みで順調な仕上がり。相性のいい舞台で強敵を一蹴する。鞍上はC.ルメール騎手。
初めての古馬相手のGI有馬記念で3着とダービー馬の意地を見せたダノンデサイル(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)。自ら競馬を作って渋太く粘り通したのは圧巻と言っていい。昨年の今頃は京成杯で後の菊花賞馬アーバンシックを負かしており、この舞台設定は悪くない。鞍上は戸崎圭太騎手。
その他、昨秋は神戸新聞杯、菊花賞と善戦して着実に力をつけているビザンチンドリーム(牡4、栗東・坂口智康厩舎)、中山での実績光るコスモキュランダ(牡4、美浦・加藤士津八厩舎)、中山金杯を好走したボーンディスウェイ(牡6、美浦・牧光二厩舎)、前走が後に有馬記念を勝つレガレイラと小差だったライラック(牝6、美浦・相沢郁厩舎)、マイペースで行ければ渋太いアウスヴァール(セ7、栗東・昆貢厩舎)などが今年の古馬重賞戦線を賑わす。発走は15時45分。