「あなたにはわからないだろう」 ソシエダ指揮官、「久保はスタメン出場できないほど疲れていたのか?」の質問に持論

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2025年01月20日 13:36  サッカーキング

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今節はベンチスタートだったMF久保建英 [写真]=Getty Images
 レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、19日のバレンシア戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 19日に行われたラ・リーガ第20節で、レアル・ソシエダはバレンシアと敵地『メスタージャ』で対戦した。16日のコパ・デル・レイ(国王杯)4回戦のラージョ・バジェカーノ戦から中2日ということもあり、MF久保建英やFWミケル・オヤルサバルらがスタメンから外れた中、残留への執念が勝ったバレンシアに、FWウーゴ・ドゥロの先制点を守り切られて0−1の敗北。公式戦の連勝は『3』でストップとなった。

 試合後、結果を「妥当」と受け止めたアルグアシル監督は「互角の試合だったけど、相手が1点を決め、我々は0点。彼らのパフォーマンスを祝福しなければならない。前後半を通じてベストを尽くしたが、我々の力を発揮することができなかった。守備面では、(ジョン・)パチェコとハビ・ロペスの左サイドでミスマッチが起きていた。この敗北は妥当だよ」とし、続けて「確かにチャンスもあったけど、それも逃してしまった。チャンスを作れなければボールを保持しても意味がない。バレンシアの守備は素晴らしかったけど、我々はもっと良くできたはず」と悔しさを滲ませた。

 また、好調を感じさせるパフォーマンスを見せていた久保に関する質問が、日本人記者から飛んだという。直近2試合で勝敗に直結する活躍をしただけに、「久保はスタメン出場できないほど疲れていたのですか?」と問われると、指揮官は「このような短期間に2試合を戦うことがどのようなものか、あなたにはわからないだろう。今日のバレンシア戦では、(スタメンの)入れ替えを余儀なくされるほど、疲れている選手がたくさんいた。(ナーイフ・)アゲルドや(イゴール・)スベルディア、(マルティン・)ズビメンディのように少しフレッシュな選手もいたが、そうでない選手もね。問題は、そういった選手の代わりに出場した何人かがチャンスを生かせなかったことで、それがチームに重くのしかかった」と戦力の底上げができていないと述べている。

 13日のビジャレアル戦後から、中2日の連戦が続いていたレアル・ソシエダ。この先も、23日にラツィオ戦(ヨーロッパリーグ)、26日にヘタフェ戦(ラ・リーガ)、30日にPAOKテッサロニキ戦(ヨーロッパリーグ)、来月2日にオサスナ戦(ラ・リーガ)と1週間に2試合の試合スケジュールが組まれており、ここが正念場となる。

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