昨年大みそかの『RIZIN.49』でフェザー級ベルトを奪取した新王者クレベル・コイケが、自身のYouTubeに新動画を投稿し、5月の『THE MATCH 2』で対戦する平本蓮と朝倉未来の「勝ったほうと試合がしたい」と語った。
【インタビュー動画】新王者クレベル「相手が誰でも防衛する」善戦のYA-MANを高評価 『RIZIN.49』で鈴木千裕との年をまたいだ総力戦に勝利し、再びベルトを自分の腰に巻いたクレベル。その試合から初めて投稿した動画で「一本勝ちできなくてすみません」とファンに謝罪し、「千裕がディフェンスがめっちゃ上手だった。強かった」と前王者の強さを称えたが、「いつも私はプランはないけど、今回の試合はプランがあった。喧嘩じゃなかったよ」と明確なプランを持って試合に臨んだことを明かした。
次戦について「まだ決まらない。今月RIZINの榊原さんと笹原さんとミーティングする」と時期はこれから調整していくが、相手については「(ヴガール・)ケラモフ、(ラジャブアリ・)シェイドゥラエフ、(カルシャガ・)ダウトベック」と強豪外国人ファイターの名前をあげ、「誰でもいいよ」と王者らしい態度で話す。格闘技ファンからはシェイドゥラエフの評価が高いが、クレベルは「彼がヤバいけど、彼はRIZIN半年でまだ3試合だけ」と分析した。
そして、「自分の階級がグチャグチャして、自分がホントにしたいのは、朝倉(未来)と(平本)蓮の勝ったほうと試合をしたい」と本音を打ち明けたクレベル。しかし、「でもそれを長く待つのはRIZINに良くないな」と、5月の試合の勝者との試合はかなり先になるため、それまで試合をしないことはRIZINに迷惑がかかることに理解を示した。
朝倉とは2021年6月の東京ドーム大会で対戦し、クレベルが一本勝ちしていることから「ストーリーがあるね。もう1回お客さん、ファンたちもそれを見たい」と第2章を見据える。一方の平本は、SNSでもトラッシュトークを繰り広げていたこともあり「私は嫌い。彼をボコボコにしたい」と断言し、平本が持つ「RIZIN LMS」ベルトについても「フェイクベルトをゴミにしたい」と厳しく言い放った。
動画では、ファイターとしての平本の分析や、『RIZIN.49』の試合後に奥さんが仕掛けたサプライズへの感想、さらにはチャンピオンという立場だからこそ伝えたいメッセージなどが語られている。
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