負傷者続出のトッテナムでさらなる離脱者…ソランケとB・ジョンソンがしばらく欠場へ

　トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、離脱者の状態に言及した。19日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

　負傷者が続出している今シーズンのトッテナムでは現在、イタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ、同代表DFデスティニー・ウドギー、オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールらが離脱をしている。

　そんななか、19日にプレミアリーグ第22節のエヴァートン戦を迎えたが、この試合ではイングランド代表FWドミニク・ソランケ、ウェールズ代表FWブレナン・ジョンソン、マリ代表MFイヴ・ビスマといった3選手が新たに欠場を余儀なくされていた。なお、試合は2−3で敗れ、リーグ戦3連敗（6試合未勝利）を喫している。

　このような状況にポステコグルー監督は「かなり厳しい状況だ。すでに7、8人が欠場しているが、前回の試合から3選手、重要な選手たちを失ってしまった」と語りながら、次のように続けた。

「昨日のトレーニング終盤にドム（ソランケ）を失ったが、それは大した問題ではなく、これはただの状況というだけだ。いつかこの状況は変わるだろうし、何人かの選手は戻ってくるだろうが、今はこの状況に置かれているというだけだ。この状況から抜け出す責任は完全に私にかかっている」

　また、状態が注目されているソランケについては「彼は自分でシュートを打とうとした際にねん挫をした。深刻なものではないが、私が聞いたところによると、現段階では数週間はかかるだろう」と離脱期間について言及しつつ、B・ジョンソンやビスマの状態についても明かした。

「（B・ジョンソンは）おそらく3〜4週間だ。先週のアーセナル戦の後半に負傷した。だから、3〜4週間と見ている。ビスマは打撲で、来週末までには回復することを期待している」

「今日は11〜12人が欠場となった。今はロドリゴ（・ベンタンクール）の（脳震盪）プロトコルがどうなるかを見守るしかない。それ以外に復帰予定の選手はいない」

　苦しいチーム状況となってしまっている暫定15位のトッテナムは、降格圏内となる18位イプスウィッチと勝ち点「8」差になっている。次節は、23日のヨーロッパリーグ（EL）・リーグフェーズ第7節ホッフェンハイム戦後、26日に19位レスターとの対戦を予定しているが、果たしてリーグ戦7試合ぶりの白星を手にすることはできるのだろうか。


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