関東で相次ぐ強盗事件をめぐり、去年9月、さいたま市の住宅で起きた強盗傷害事件の実行犯として起訴された男に闇バイトを紹介したとして、韓国籍の男が逮捕されました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府茨木市の韓国籍、原本康平こと白康平容疑者(26)です。
警察によりますと白容疑者は去年9月、仲間と共謀のうえSNS上に、「案件多数扱っています」「運ぶ仕事」と闇バイトに勧誘する投稿を行い、応募してきた渡辺陸被告(25)に闇バイトに加担するよう紹介した疑いがもたれています。
渡辺被告は白容疑者から紹介された仕事を受けるため、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示役と連絡を取っていましたが、指示役とは連絡がつかなくなったということです。その後、渡辺被告は別の指示役と連絡を取り合い、去年9月、さいたま市の住宅に押し入り、住人にけがをさせたうえ、現金などを奪った罪で起訴されています。
渡辺被告のスマートフォンの解析から白容疑者とのやり取りが見つかったことなどから、逮捕に至りましたが、取り調べに対し、白容疑者は「闇バイトの募集はしていない」と容疑を否認しています。
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