NPO法人「時をつむぐ会」が主催する「たかさき絵本フェスティバル」が18日から、群馬・高崎市の高崎シティギャラリーでスタート。同日オープニングイベントが行われ、市内外から多くの来場者が訪れた。28日まで開催。
【画像】「たかさき絵本フェスティバル」イベント一覧 「たかさき絵本フェスティバル」は、絵本・児童文学を通して、子どもの健やかな成長と、地域文化向上・発展をめざし様々な取り組みを行う毎年恒例のイベント。今回で第31回目の開催となる。
今回は「学ぶことの楽しさを子どもたちと 岩崎書店」と題して、創立90周年を迎えた児童書出版社の岩崎書店が参加。『モチモチの木』『花さき山』など、岩崎書店から刊行されている7作品の絵本原画展を柱に、ギャラリートークやサイン会などのイベントや、絵本やグッズの販売も行われている。
学校図書館をイメージした展示コーナーでは、図書館プロデューサー赤木かん子氏による図書館の使い方や、目次と索引の使い方をクイズ形式で楽しみながら理解できるワークショップも行われている。
●展示原画
岩崎書店から出版されている作品より選書。下記作品のほかに原画展示もあり。
・『はじめてのおるすばん』しみずみちを・作/山本 まつ子・絵(1972年)
・『ゆきのけっしょう』武田康男・監修と写真/小杉みのり・構成と文(2019年)
・『モチモチの木』斎藤隆介・作/滝平二郎・絵(1971年)
・『花さき山』斎藤隆介・作/滝平二郎・絵(1969年)
・『やさいのはな なんのはな?』宮崎祥子・構成と文/網野文絵・写真(2023年)
・『ネコヅメのよる』町田尚子・作と絵(2021年)
・『ことりぞ』京極夏彦作/山科理絵・絵/東雅夫・編(2015年)