「BCN AWARD 2025」発表、PC・デジタル家電の2024年No.1メーカー決まる

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2025年01月20日 18:01  BCN+R

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今回から新たに「Androidスマートフォン」部門を新設。Googleが受賞した
 BCNは1月20日、全国の主要な家電量販店、パソコン専門店、ネットショップから収集した実売データ「BCNランキング」にもとづき、1年間の累計販売数量が最も多かった企業を部門ごとに集計した「BCN AWARD 2025」の年間販売数No.1メーカーを発表した。

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「BCN AWARD 2025」ロゴ

●「Androidスマートフォン」部門を新設 「ノートPC」部門でトップ交代

 「BCN AWARD」は、家電量販店などから集計している実売データをもとに、部門(ジャンル)ごとに年間販売数量累計1位の企業を称える制度。26回目となる「BCN AWARD 2025」の対象期間は2024年(1月1日〜12月31日)で、ハードウェア86部門46社、ソフトウェア21部門12社、合計107部門で58社が年間No.1を獲得した。

 今回から新たに「Androidスマートフォン」部門を新設。従来の「キャリアフリースマートフォン(旧名称SIMフリースマートフォン)」部門を現在の市況に即して名称変更したもので、「Pixel 8a」「Pixel 7a」「Pixel 8」の3シリーズが原動力となったGoogleが新設部門を制した。

【「BCN AWARD 2025」の受賞社一覧】

 前年と1位が入れ替わった部門は、有機ELテレビ部門(1位シャープ)、ノートPC部門(1位富士通クライアントコンピューティング)など12部門。このほか、デジタルカメラ(ミラーレス一眼)ではソニーが前年に引き続きシェア35.8%でトップに立ち、ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)部門ではアップルが15.5%で2年ぶりにNo.1に輝いた。また、デジタルカメラ(レンズ一体型)部門・複合プリンタ部門・フォトプリンタ部門でキヤノン、双眼鏡部門でケンコー・トキナーが前年に引き続きトップに立った。

 ハードウェアでは、エレコムとバッファローが共に11部門でNo.1を獲得した。エレコムは映像関連ボード部門で初、キーボード部門では「BCN AWARD 2012」以来、13回ぶりの獲得。バッファローはUSB部門で「BCN AWARD 2016」以来の9回ぶり、LANカード部門では36回連続の獲得。一方ソフトウェア(ダウンロード販売の実績も含む)では、マイクロソフトがOS部門、統合ソフト部門、ワープロ・エディタソフト部門、表計算・グラフソフト部門など6部門でNo.1となった。

■お知らせ

 「BCN AWARD」特設ページ(http://www.bcnaward.jp/award/)では、1999年の年間データにもとづく「BCN AWARD 2000」以降の年度別受賞企業や、部門別受賞企業を紹介しています。販売台数1位の「BCN AWARD」受賞企業を含め、カテゴリごとにシェアトップ3メーカーとその販売台数シェアを公開していますので、ぜひご覧ください。

〜2024年の各ジャンルのトップ3企業とシェアを公開〜

https://www.bcnaward.jp/award/gallery/date=2025

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