獅子たちが“3強喰い”へ! ビルバオが過去40年間最長のリーグ戦11試合無敗、バルセロナと同勝ち点に

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2025年01月20日 19:41  サッカーキング

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リーグ戦11試合無敗のビルバオイレブン [写真]=Getty Images
 19日、ラ・リーガ第20節でセルタと対戦した4位アスレティック・ビルバオは2−1の勝利を収めた。これで、リーグ戦無敗記録を『11』にまで伸ばしている。

 バスクの獅子たちが、3強を追走する。2022年夏に就任したエルネスト・バルベルデ監督の下で、昨シーズンに40年ぶり通算24度目のコパ・デル・レイ(国王杯)優勝を成し遂げたアスレティック・ビルバオ。今シーズンは、“王様”MFイケル・ムニアインを始めとする功労者が続々と退団したものの、レサマ産のカンテラーノの台頭が躍進の原動力に。とりわけ、昨年11月にスペイン代表デビュー飾ったCBアイトール・パレデスと、ブレイク間近のMFミケル・ハウレギサールがその象徴だろう。

 そんなチームは、昨年10月中旬の第10節エスパニョール戦に4−1で勝利したことを境に、リーグ戦11試合無敗を継続中。データサイト『OPTA』によると、ハビエル・クレメンテ氏が16試合無敗(11勝5分)を達成した1985年10月以降において、今回の記録が最長の不敗神話だという。この間、レアル・マドリード(2−1)やビジャレアル(1−0)、レアル・ソシエダ(1−0)との“バスク・ダービー”などを制しており、7勝4分で25ポイントを獲得。今節終了時点で、シーズン序盤から中盤にかけて頭ひとつ抜けていたバルセロナに勝ち点で並んだ他、首位レアル・マドリードとの差も『7』となっている。

 前述したセルタ戦後、チームを指揮するバルベルデ監督は「次の試合が楽しみだ。バルサと並んだことは、自分たちのやってきたことの証明でもある」と強調。続けて「チームの試合に対する取り組み方や姿勢を気に入っている。どこまで行けるか見てみよう」としつつも、「上位のチームは失敗しない。チャンピオンズリーグに出場するという夢の中で、自分たちのポジションを維持したい」と最大の目標は4位以内を死守することだと述べている。

 16日に行われた国王杯4回戦でオサスナに不覚を取り、6シーズン連続での同大会4強入りを逃したアスレティック・ビルバオ。一方で、昨シーズンのジローナに続いて“3強破り”の可能性を残している他、本拠地『サン・マメス』が決勝戦の舞台となるヨーロッパリーグでも、リーグフェイズで6戦無敗の2位と好調。後半戦にかかる期待が最高潮の“ロス・レオネス”に注目だ。

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