手書きのスライム→イラレの達人が“超リアル”に仕上げると…… 圧倒的な大変貌に「すんご」「キラキラした透け感がグッときます」

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2025年01月20日 21:33  ねとらぼ

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手書きのスライム

 画像編集ソフトを使って、手書きのスライムを超ハイクオリティーに仕上げる工程がYouTubeで紹介されました。動画は記事執筆時点で1万6000回以上再生され、「すんご」「キラキラした透け感がグッときます」などの声が寄せられています。


【画像】完成した“リアルスライム”


 動画はYouTubeチャンネル「専門学校講師のイラレさん / iraresan」に投稿されたもの。同チャンネルでは、投稿者さんが「誰でも楽しく学べる」を信条に、イラストレーターの使い方などを発信しています。


 今回の動画は、ドラクエのスライムを手書きのイラストから100倍うまく仕上げるまでの全工程をまとめたものです。初心者でもできるという手順を早速見てみましょう。


 まずはノートなどにスライムのイラストを簡単に手書きします。描き終わったらイラストをPCに送ります。次に、「Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)」(以下、イラストレーター)を使ってスライムのイラストを清書します。ペンツールでスライムの輪郭を右半分だけ描いたら、反転させて左半分の輪郭をつくります。スライムの顔も描き、全体のバランスを整えたらイラストの完成です。


 完成したイラストは、スライムの顔をいったん横に分けて、まずは輪郭をリアルにしていきます。やり方は、輪郭の左半分を削除して右半分を選択し、「効果」→「3Dとマテリアル」→「回転体」を選び、スライムに色をつけるだけ。これでパスから3Dを作成できます。どの角度から見てもスライムの形になってる! 輪郭を画像として書き出したら、次は画像生成AIの「Adobe Firefly」に移動します。


 「Adobe Firefly」では、プロンプト欄に生成したい画像のイメージを入力します。今回は「青くて透明感のある球体のゼリー 白い背景」と入力しました。すると、イメージに近い画像が複数出てきます。その中から最もイメージに合う画像をダウンロードします。これで“スライムの素”が完成しました!


 続いて、イラストとスライムの素を合体させます。「Adobe Firefly」にイラストとスライムの素をそれぞれアップロードして生成すると、リアルなスライムにかなり近づきました! スライムの画像をダウンロードしたら、再びイラストレーターへ移動して最後の仕上げをします。


 ここでは、はじめにつくった顔をスライムの画像につけていきます。そのままつけると少し違和感があるため、目と口をよりなじみのよい色に変更しました。すると……。


 ついに超リアルなスライムが完成! スライムの立体感や、青くてぷるんとしたゼリー状の物体、かわいらしい顔が見事に再現されています。手書きの単純なイラストが、ここまでうまく仕上がるとは驚きです! なお、イラストレーターと「Adobe Firefly」の詳しい使い方は、動画内で初心者にも分かりやすく解説されています。


 動画には「キラキラした透け感がグッときますね! 共有ありがとうございます!」「めちゃめちゃ参考になります!」「やってみたいと思います」などの声が寄せられています。


 投稿者さんは、この他にもYouTubeやブログ「専門学校講師のイラレさん」、Xアカウントで、デザイナーを目指す人やセンスを磨きたい人に役立つ情報を発信中です。


画像提供:「専門学校講師のイラレさん / iraresan」(@iraresan)さん



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