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2025年01月21日 00:11 ITmedia PC USER
1月30日(米国太平洋夏時間)、NVIDIAの新型GPU「GeForce RTX 5090」を搭載するグラフィックスカードが発売される。日本における税込み想定販売価格は39万3800円からと、先代の「GeForce RTX 4090」のスタート価格(29万8000円〜)と比べると、10万円弱高価だ。
ITmedia PC USERは、NVIDIAが自ら設計したグラフィックスカード「GeForce RTX 5090 Founders Edition」(日本未発売)を先行レビューする機会を得た。この記事では、先代からさらに“刷新”されたそのパッケージをじっくりとチェックしていく。
●パッケージは環境配慮型に?
GeForce RTX 40シリーズのFounders Editionは、それ以前からパッケージ(箱)のデザインを一新し、「閉じると細長い直方体で、開くときれいな三角柱」になることが特徴だった。そのこともあり、輸送用の保護箱もやや大きめだった。
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それに対して、GeForce RTX 5090 Founders Editionの保護箱はかなりコンパクトだった。「これは、またパッケージが変わったのでは……?」と思って見てみたら、案の定パッケージは無地のボール紙となった。パッケージには余計なギミックもなく、中身(グラフィックスカード)より少し大きい。
恐らく、サステナビリティー(持続可能性)を考慮する観点で、このようなパッケージとなったのだろう。
●「3スロット厚」から「2スロット厚」になった衝撃
NVIDIAのジェンスン・ファンCEOがCES 2025の基調講演において手にしたGeForce RTX 5090 Founders Editionは、何と先代よりもコンパクトになっていた。2連ファンを使った「ダブルフロースルーデザイン」を採用することで、約137(高さ)×304(長さ)と2スロット厚に収めたのだという。
先代よりもコンパクトなのに、最大で2倍の性能が発揮できるとなると驚きしかない……のだが、これはあくまでFounders Editionのみで、パートナー企業のグラフィックスカードを見るといずれも3スロット厚かつ超尺設計のようなので、NVIDIA“純正”であることを生かした設計といえる。
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●コンパクトなのに「8ピン×4」相当の補助電源が必要
GPU補助電源は「12V-2x6×1」となっている。「2スロット厚になったから、消費電力はさぞかし下がったのだろう」と思っている人もいるかもしれないが、GeForce RTX 5090の定格時(≒Foudners Edition)における最大消費電力は575Wで、先代比で125Wも増えた。推奨電源容量も850Wから1000Wと、ついに“大台”に乗ってしまった。
先代ではGPU補助電源は「8ピン×3」相当とされていた所、「8ピン×4」の電源変換アダプターが付属していた。それに対して、今回のFoudners Editionでは定格で「8ピン×4」が必要とされており、実際に「8ピン×4」の変換アダプターが付属している。
●レビューは近日中に掲載予定!
GeForce RTX 5090 Founders Editionの“実力”をチェックするベンチマークテストは、後日改めてお伝えする。楽しみにしていてほしい。
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