「これが知りたかった」　ダイソーの毛糸を丁寧に編んでいくと……　100均材料だけで“魅力的なアイテム”が完成「めっちゃお気に入り」

　100円ショップで買える材料だけで作る“生活アイテム”がYouTubeに投稿されました。じっくりメイキングを見せる動画は、記事執筆時点で2万5000回以上再生されています。

【画像】完成したアイテム

　動画を投稿したのは、かぎ針編みでお花をモチーフにした作品や巾着などを制作し、その編み方を発信している「はなやちゃん」さん。かぎ針編みでいちご柄のティッシュカバーを作っていきます。

　使用する道具・材料は全てダイソーで購入。毛糸は、土台となる色は2玉必要（動画内ではベビーピンクを使用）で、いちご用にレッドとライトグリーン、あとは最後の15段め用のカラー（動画内ではホワイト）を選んで用意しました。他には、かぎ針6号、「目印リング フックタイプ（段数マーカー）」、とじ針、糸通し、パール調ビーズ、グルーガンを使っています。

　下準備として、土台の毛糸に糸通しを使ってパール調ビーズを計20個通したら、まずは鎖編みを合計96目編みました。動画では、初心者にも分かりやすいように最初の毛糸の持ち方から教えています。

　鎖編み96目編み終えたら、ねじれがないことを確認して端と端を合わせ、引き抜き編みで輪っかに。ここで1度ティッシュ箱で大きさを確認し、「作った輪を伸ばした状態で入るくらい」になるよう鎖編みの緩さで調整しておきます。

　そうしたら1段めに進み、立ち上がりの鎖編みを2目編み、先ほど引き抜き編みした目に長編みをしたら、同様に土台の鎖編み96目全てに長編みを編みました。

　編む場所が分かるように、ポイントとなる位置に段数マーカーを付けつつ進めて長編みを96目編み、頭の鎖2本に針を入れて引き抜き編みをしたら1段めが完成です。

　2段めでは立ち上がりの鎖編み1目を編み、前段1目めに細編みを編みます。そのまま96目細編みを編んだら、最後に引き抜き編みをして2段めが完成。

　3段めでは「いちご」を作ります。あらかじめ“いちごの目”の位置と“ビーズの目”の位置にマーカーを付けました。最初の4目めがいちご、次の目のから6目めがビーズで、以降は「次の目から6目めがいちご、次の6目あとにビーズ」を繰り返します（どちらも8個ずつ）。

　まずは立ち上がりの鎖編みを2目編み、最初の2目に長編みを編んだらマーカーを付け、先ほどマーカーを付けた“いちごの目”の1つ前で色変えをしました。未完成の長編み（かぎ針に2本かかった状態）を編んだら、レッドの毛糸をかけて長編みの最後の引き抜きをします。

　赤い毛糸に変えたら、元の糸は編みくるみながら編みました。いちごはパプコーン編みで作るので、最初に長編みを同じ目に5目編んだら1度針を輪から外し、1目めの頭の鎖2本を拾って針を入れてから、再び元の輪に入れます。

　この状態で、いちごのヘタとなるライトグリーンの毛糸をかけて引き抜いたら、残りの4目に針を入れ、糸をかけて引き出しました。5本かかった状態になったら、糸をかけて5本全て引き抜きます。そうしたら今度は土台の毛糸をかけて引き抜き、次の目に長編みを編んだら1個目の「いちご」ができました。小さくてキュート！

　いちごができたら、レッドとライトグリーンの毛糸はあとで結べるくらいの長さを残して切ります。そのまま“ビーズの目”まで長編みを編み、マーカーの位置まできたらビーズを入れて編みました。その後も長編み、いちご、ビーズを繰り返して全ての目を編んだら最後に引き抜き編みをして3段めが完成です。

　はなやちゃんさんは、4段め以降も丁寧に解説しており、いちごの裏側は結んでからグルーガンで解けないように固定。糸端の処理の仕方なども教えています。

　ラストの15段めでは、本体の端を折り重ねてからホワイトの毛糸で編み、ティッシュカバーの上部にくる部分を作りました。詳しい編み方は動画で説明しているので、見ながら作るのがおすすめです。

　完成したピンク色のティッシュカバーは、なんだかスイーツのようなあいらしさで、ころんとしたいちごが並ぶ見た目に癒やされます。ちなみに、カバーの下側に追加で輪っかを作ると車などに付ける際に便利とのことでした。

　完成したすてきなティッシュカバーに、コメント欄では「可愛すぎます　絶対に編みます！」「ティッシュカバーの作り方めちゃくちゃ知りたかったから嬉しい」といった声から、早速作ってみた人から「可愛すぎてめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃお気に入り」との感想が寄せられています。

　YouTubeチャンネル「はなやちゃん」では、かわいらしいお花や編みぐるみの作り方などが公開中。作品は、InstagramやTikTokでも公開しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「はなやちゃん」