AJCCでGI馬が約1年10カ月ぶり復帰 史上最長「中664日」で重賞制覇なるか

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2025年01月21日 11:45  netkeiba

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22年の大阪杯を制したポタジェ(c)netkeiba
 22年の大阪杯覇者のポタジェ(牡8、栗東・友道康夫厩舎)が、アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)で復活の重賞2勝目を狙う。

 ポタジェは父ディープインパクト、母ジンジャーパンチ、母の父Awesome Againの血統。母は07年のBCディスタフなどG1を6勝した名牝。同年には米最優秀古馬牝馬に選ばれている。さらに半姉のルージュバックは16年の毎日王冠や17年のオールカマーなど、重賞を4勝している。この血統が評価されて、18年のセレクトセール1歳では1億9000万円(税抜)の高値で取引された。

 ここまで21戦6勝。20年夏から1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、さらにリステッドの白富士Sと4連勝。重賞でも好勝負を続けると、22年の大阪杯で強豪を倒し、GIで重賞初制覇を果たした。ただ、その後は6戦して2回ある6着が最高着順。何より今回は23年の大阪杯で10着に敗れて以来、約1年10カ月ぶりの実戦となる。地力は上位でも、下馬評が低いのは仕方ないところだ。

 中664日でのJRA重賞制覇となれば、07年京都ハイジャンプのテイエムドラゴンの中573日を超える史上最長間隔勝利となる。19年に同じく金子真人ホールディングス(株)所有のシャケトラが約1年1カ月ぶりで勝利した一戦。偉大な先輩に倣い、多くのファンを驚かせる復活Vといきたい。

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