佐野航大、中足骨の骨折で手術＆長期離脱へ…NEC在籍2年目の今季はここまで19試合出場

　NECは20日、MF佐野航大の負傷について発表した。

　クラブによると、佐野は現地時間19日に行われたエールディヴィジ第19節シッタート戦（4−1○）で負傷。検査の結果、中足骨を骨折していることが判明し、20日午後には手術を受けたようだ。全治期間は明かされていないが、今後はリハビリに専念するため、長期間に渡って戦列を離れる見込みとクラブは発表している。

　2003年9月25日生まれで現在21歳の佐野は、2022年に米子北高校からファジアーノ岡山へ入団。約1年半の在籍期間中に公式戦通算50試合に出場すると、2023年夏にはNECに完全移籍で加入した。初年度から中盤の様々なポジションを務め、公式戦通算31試合に出場し6ゴール3アシストをマーク。在籍2年目の今シーズンはボランチの主軸としてエールディヴィジで17試合、KNVBベーカー（国内カップ戦）で2試合に出場している。

　オランダメディア『de Gelderlander』は、中足骨骨折の離脱期間は通常約6週間程度に及ぶと前置きしつつ、佐野の復帰は早くても3月以降になる可能性が高いと指摘。エールディヴィジ11位からの浮上を目指すNECにとっては大きな痛手となりそうだ。