バスケットボールのBリーグは21日、試合中に選手が倒れて中止になっていた今月5日の1部(B1)滋賀レイクス−三遠ネオフェニックス戦について、再試合を行わないと発表した。当時は、開始から再試合を行う方針を発表。両クラブに対して20日までに日程を調整するよう求めていた。一方で調整がつかない場合は、試合不成立となる可能性も示されていた。
その試合では、滋賀のハビエル・カーターが第3クオーター途中にコートに倒れ込んだ。救急搬送される前に意識が回復。入院して検査、治療を受けていた。
その後、対応を協議してきたが、調整がつかなかった。Bリーグはこの日、滋賀ダイハツアリーナで行われるはずだった対象試合の取り扱いについて「40分間の再試合を行う旨、決定したが、リーグが定めた期日までに再試合の会場調整ができなかったため、再試合の不開催を決定する。再試合の不開催に伴い、対象試合は試合不成立とし、試合結果および個人成績は公式記録化されない」と発表した。
中止試合のチケットの扱いについては、滋賀から案内される。
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