他人のクレジットカード情報を不正に取得したなどとして、京都府警などは21日、高校2年生の少年(17)=神奈川県伊勢原市=を割賦販売法違反などの容疑で逮捕した。少年は約120人が参加する匿名性が高い通信アプリ「テレグラム」のグループで、カードの有効性を確認するシステムをプログラムしていた。府警は全国から約7000件のカード情報を得ていたとみて調べている。
逮捕容疑は2024年7〜8月、少年がプログラムしたシステムで、グループのメンバーらが入力したカード情報6件をだまし取ったなどとされる。少年は「間違いありません」と容疑を認めているという。
府警は同日、他人のカード情報を宿泊予約サイトに入力し、約3万円を不正に決済したとして、グループを管理していた無職の天野翔太容疑者(36)=住所不定=を電子計算機使用詐欺の容疑で逮捕。他人のカードで腕時計を購入したなどとしてグループに所属していた男性2人も詐欺容疑などで昨年12月までに逮捕しており、グループの実態解明などを進める。【水谷怜央那】
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