マンチェスター・シティは21日、パルメイラス(ブラジル1部)よりブラジル人DFヴィトール・リースを完全移籍で獲得したことを発表した。4年半契約を結び、契約期間は2029年までと伝えられている。
現在19歳のリースはパルメイラスで公式戦22試合2得点を記録し、ブラジルU-17代表としても9試合に出場した。
イギリスメディア『BBC』によると移籍金は2960万ポンド(約57億円)と見られ、「テクニックに優れ、中盤での攻守の切り替えや創造性に長けており、シティのスタイルに合致するプレーを見せている」と評した。また、パルメイラス側は今シーズン終了までリースを期限付き移籍でチームに残すことを望んでいたが、マンチェスター・シティは今月中の移籍を強く主張し、交渉を成立させたという。
今回の発表に際し、リースは「マンチェスター・シティのような世界のトップクラブに加入できてとても興奮している。最近の素晴らしい成果を見てきたし、僕もその一部になりたい。ペップ・グアルディオラ監督と働くことは、すべての若手選手が望むことだ。彼から学び、最高の選手になる手助けをしてもらいたい。また、シティはブラジル人選手との関わりが豊富で、エデルソンやサヴィーニョと一緒にプレーすることも大きな助けになるだろう」とコメントを伝えた。
マンチェスター・シティにとっては、今冬の移籍市場においてウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・フサノフに続く2人目の補強となった。