写真 卵料理と言ったら? 目玉焼きに卵焼き、オムレツ、ポーチドエッグもいいですよね。こうやって思い浮かべてみると実にさまざまな調理法があるのにも関わらず「いざ卵料理を!」、となるとどういうわけかいつも同じものばかりに。
そんなときは、自宅で滅多に作ることがないであろう“あの難易度高めな卵料理”を電子レンジでチンするだけで完成させてみてはいかがでしょう。(初公開日は2021年1月19日 記事は取材時の状況)
◆ダイソー茶わん蒸し器がすごい!
さて、今回作るのは“茶わん蒸し”です。
茶わん蒸しと言ったら味付けはさることながら、蒸し加減や仕上がりの滑らかさも大事だったりと、作るのが大変そうな難易度高めなイメージ。私を含めお店で食べるもの、だと思ってる人も多いでしょう。
なのですが、ダイソーの「レンジでかんたん!! 茶わん蒸し器」(100円/税抜)を使えば自宅で簡単に作れちゃうそうなのです。
それでもまだ「100円商品で茶わん蒸し? ただの器じゃない? 仕上がりはきっと想像どおりだろうな(硬いとかムラがあるとか)」、と半信半疑な私。実際に作ってみようではありませんか。
◆茶わん蒸しを作ってみた
【材料】2人分
卵・・・2個
水・・・150ml
だし・・・小さじ2杯
<作り方>
(1) 卵と水、だしをボウルに入れてよくかき混ぜる
正直、結構ザックリな混ぜ方をしてしまいました。分離感が……。
(2) 容器にこし器をセットして、(1)をゆっくりと流し入れる
少量ずつ丁寧にこすことで仕上がりの滑らかさが変わってきます。
2人分で作ると容器いっぱいの量になるので、こぼさないように気を付けて!
見て、混ぜ方が雑だったのにしっかりとこせていますよね?
これは仕上がりにも期待が膨らんできます。
(3) こし器を外し、フタをしたら電子レンジで加熱(500wで3分20秒)
まだシャバシャバと水っぽかったので様子を見ながら+30秒加熱しました。
(4) 好みの具を乗せたら完成
電子レンジから取り出した直後はちょっと緩めなフルフル感があるくらいがいいかなと、思いました。そこから粗熱が取れていく過程でちょうどいいふわふわ具合に仕上がりますよ。
◆ふわふわプルンプルンでなめらか〜
この仕上がり、思っていた以上! しっかり茶わん蒸しです。だしが優しく広がる、シンプルな味付けもいい。
ぎんなんや海老などを入れてから加熱してもいいですよね。
2人分の茶わん蒸しならペロリと食べられそう? これが結構お腹にたまるので、ボリューム感にも満足です。
(※1人分で作るときは卵1個、水100ml、だし小さじ2杯で加熱時間は2分(500wの電子レンジ)を目安に)
◆レンジの加熱時間だけ気をつけて
材料を混ぜて、こす。それを電子レンジで加熱するだけなので失敗することは少ないと思いますが、強いて言うなら加熱時間に気を付けるくらいでしょうか。
滑らかな口あたりとふわふわさが魅力の茶わん蒸しですので、電子レンジ内から異音や焦げ臭いにおいがしていないか意識を向けておくと安心でしょう。
卵は肌や髪、爪、筋肉の材料となる良質なタンパク質源ですし、ビタミンA、B群、E、ミネラル、アミノ酸も豊富で美容にも健康にも嬉しい身近な食材。積極的に摂り入れたいところ。
いつもの卵料理に飽きてきたというそこのみなさん、茶わん蒸しもレパートリーに入れてみませんか?
※店舗によっては取り扱いがない場合もあります。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi