「“塩対応”が原因?」イチロー 日米同時“野球殿堂”入り快挙も、ともに満票ではなかったワケと大谷翔平との差

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2025年01月22日 18:50  web女性自身

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2025年の米国野球殿堂入りが日本時間1月22日に発表。イチロー(51)が栄えある日本人初の殿堂入りを果たした。



米国殿堂入りは「大リーグで10年以上プレーし、現役を引退してから5年がたった選手」が候補となる資格を得られる。イチローは殿堂入りの資格を得て1年目での選出。今年は日本プロ野球でも殿堂入りを果たしたため、日米ともに資格初年度で“同時殿堂入り”という快挙を達成した形だ。



米国殿堂入り発表後、イチローは『MLBネットワーク』にリモート生出演。「僕がこの発表の場にいることも全く想像できなかったです。MLBでプレーすることすらできるのかどうかという議論がたくさんあったので」「個人としてもそうですし、日本のプレーヤーとして初めてということで、大変光栄なことだと思ってます」と喜びを語った。



イチローはマリナーズ移籍1年目の2001年にいきなりシーズン242安打をマーク。日本人初の首位打者と盗塁王に輝き、アメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)と新人王のダブル受賞に輝く。2004年にはメジャー新記録のシーズン262安打で2度目の首位打者を獲得するなど、数多くの功績を残した。



アメリカでは投票された394票のうち393票を獲得し、得票率は99.7%。わずか1票及ばず、惜しくも満票を逃したことで、現地ファンからは「どうして満票じゃないんだ?」「その記者の投票権を剥奪すべきだろ」といった批判の声もあがっている。



しかし一方で、日本での得票率は92.6%。実に26人もの記者がイチローへ投票をしなかったという。日本での得票率の方が低かったことには衝撃が走り、この結果に対してネット上では



《アメリカよりも日本の方がイチローを評価してないの?》
《日本での実績が少ないから?》



といった声があがっている。しかしその中には、



《塩対応が原因じゃない?》



と、イチローの過去の振る舞いを指摘する声も散見された。



「日本でプレーをしていた頃のイチローさんは取材嫌いで有名でした。インタビューの受け答えでは『はい、次』とスルーしたり『それ、答えなきゃいけないかな』と質問をはねつけることも。無視を決め込むこともあり、取材ができなくなることを恐れた周囲もその振る舞いを指摘できなかったようですね。プロフェッショナルがゆえに、相手にも同じ意識を求めてしまったこともあるのでしょうが……。野球での功績は素晴らしいものとはいえ、その件を思い起こして投票に至らなかった人もいたのかもしれません」(スポーツ紙記者)



現役の大谷翔平と比較すると、大谷はホームランなど長打が多いのに対し、イチローは単打が多い。勝利への貢献度が低いと見なされがちなことも、満票にならなかった要因の一つかもしれない。



とはいえ、大谷翔平の昨シーズンヒット数は197本。イチローはMLB移籍後10年連続200本安打を達成しており、とてつもない偉大な成績を残していることは間違いない。



個人記録の先に勝利があると信じて記録を積み重ねてきたイチロー。その記録は今後永久に色褪せることはないだろう。

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