ほぼA3サイズの「Starlink Mini」、日本でも購入可能に 3万4800円 移動しながら衛星インターネット

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2025年01月22日 21:01  ITmedia NEWS

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 米SpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」にて、持ち運びしやすい小型アンテナ「Starlink Mini」が日本でも購入可能になった。価格は3万4800円(米国では599ドル)、通信プランは移動中・海外でも通信できる「ROAM」の場合、月額6500円(50GBプラン)から。無制限プランは月額1万1500円となっている。


【画像を見る】カバンに入るStarlinkアンテナが登場


 Starlink Miniは、WiFiルーターを内蔵した“ほぼA3サイズ”の小型衛星通信端末。重量は1.1kg(キックスタンド込み1.16kg)で、「お手持ちのかばんにも楽々収まるコンパクトでポータブルなキット」としている。


 ダウンロード速度は最大100Mbps超で、最大128台のデバイスを同時接続可能。WiFiの通信範囲は約112平方メートルだ。IP67等級の防水防塵性能の他、マイナス30℃から50℃までの環境で動作する。100WであればUSB-PDでも稼働可能(Starlink Mini - USB-Cケーブル使用時)だ。


 同製品は電源接続と空への向きを調整するだけで利用可能で、時速160kmまでなら移動中でも通信が可能。キャンプや船舶での利用にも対応し、内陸水域や領海内での使用も可能だ。サービスは100カ国以上でローミングに対応し、利用料金は月単位で一時停止することもできる。


 パッケージには本体のほか、キックスタンド、パイプアダプター、DC電源ケーブル(15m)、電源アダプタ、Starlinkプラグが同梱される。追加のマウントやアクセサリは近日中にStarlinkショップで販売開始予定だ。



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