九州出身の川田将雅騎手 小倉重賞10勝目&20年連続JRA重賞制覇を懸け小倉牝馬Sに参戦

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2025年01月23日 08:00  netkeiba

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昨年のローズSを制したクイーンズウォーク(24年9月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
 日本人に限ると19年から6年連続でリーディング獲得中の川田将雅騎手が、小倉牝馬ステークス(4歳上・GIII・芝2000m)のクイーンズウォーク(牝4、栗東・中内田充正厩舎)で小倉競馬場の重賞10勝目を目指す。

 川田騎手は佐賀県出身の39歳。これまでJRA重賞を142勝しているが、そのうち地元・九州の小倉競馬場では重賞初制覇となった06年の小倉大賞典のメジロマイヤー、恩師・松田博資調教師のラスト重賞Vとなった16年の小倉大賞典のアルバートドックなど、9勝を挙げている。重賞の騎乗回数が50回以上の6場に限ると、勝率の17.6%は中京の18.1%に次いで2位。また、単勝回収率の149%、複勝回収率の104%は、ともに全10場の中でトップ。したがって相性のいい競馬場といえる。

 小倉牝馬Sのパートナーはクイーンズウォークだ。川田騎手は過去の7戦全てに騎乗し、昨年のクイーンCとローズSを制している。牝馬三冠では8着、4着、15着と結果を残せなかったが、前走の秋華賞はスタートで大きく躓くアクシデントがあったので参考外。牝馬限定のGIIIなら巻き返しは必至だ。

 節目の小倉重賞10勝目、そして20年連続のJRA重賞制覇がかかる一戦。勝手知ったるパートナーを勝利に導くことを期待したい。

【川田騎手の小倉での重賞勝ち】
・06年小倉大賞典…メジロマイヤー
・14年小倉大賞典…ラストインパクト
・16年小倉大賞典…アルバートドック
・18年小倉大賞典…トリオンフ
・19年小倉記念…メールドグラース
・21年中京記念…アンドラステ
・22年プロキオンS…ゲンパチルシファー
・23年小倉記念…エヒト
・24年愛知杯…ミッキーゴージャス

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