Xに投稿された1枚のタコ焼きの画像。
美味しそうなきつね色をし、きれいな球形に仕上がったタコ焼き。お店で出せるくらいに完成度の高いタコ焼きです。完璧なタコ焼きです。中にタコさえ入っていれば、ですが。
Xユーザーの「プリママ」さんが投稿した画像に写っているタコ焼きは、完璧な見た目からはとても想像がつかないですが、なんと肝心なタコが入っていないのです。
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「タコ焼きをひっくり返して丸め終わり、ホッとひと息ついたタイミングで、タコ焼きに入れるはずだったタコがテーブルの上に置かれたままになっていることに気がつきました」(プリママさん)
さて後は食べるだけ、という段階に至って初めて発覚する、恐怖の入れ忘れ。
ペペロンチーノに唐辛子を入れ忘れるとか、ビーフカレーに牛肉を入れ忘れるとか、「それが主役じゃん……」という食材の投入ミスは、筆者もよくやってしまうので、明日は我が身です。
タコ焼きではなく、ただの「焼き」になってしまったことに気づいた瞬間について、プリママさんは「まさかの失敗に自分でもびっくりして、そんなあーーーっと叫んでました」と話します。
そしてタコ焼きの完成を待っていたのはプリママさん本人だけではなく、娘さんたちもでした。
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「タコなしのタコ焼きになっちゃった」と謝ったプリママさんに対し、「タコなしタコ焼きでいいよ」と言ってくれたそう。なんて優しいのでしょう。
筆者ならここで「じゃあタコは別で焼こうね……タコをおかずに“焼き”を食べようね……」と諦めてしまいますが、プリママさんは違いました。
タコありタコ焼きを諦めきれなかったプリママさんは、すでに焼き上がっていた焼きに穴をこじ開け、竹串で無理矢理タコたちを押し込んでいったとのこと。
苦労のすえに出来上がったタコありタコ焼きについて「タコ入れて良かったと思える美味しさでした」とプリママさん。
タコを押し込んだことで崩れた形を整えるため、焼き時間が長くなり、少し固めに仕上がってしまったみたいですが、あるのとないのとではやはり味は違ったもよう。
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生地だけでも美味しいには美味しいと思いますが、タコのあのぷりっとした食感がないと、なんとも物足りない気がしそうですね。
なお娘さんたちは「タコより生地が美味しい」と言っていたそうで、プリママさんがタコを押し込む前の「タコなしタコ焼きでいいよ」という言葉は本心だった可能性も……?
お話をうかがっている限り、タコの後入れはなかなか骨が折れる作業のようなので、家でタコ焼きを作る際は、くれぐれもタコの入れ忘れにご注意を。
<記事化協力>
「プリママ」さん(@puriQmama)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025012302.html
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