マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第7節が22日に行われ、マンチェスター・シティはPSGと対戦。50分にジャック・グリーリッシュが先制点を決めると、53分にはアーリング・ハーランドが追加点を挙げ、2点のリードを手にしたものの56分、60分と立て続けに失点して追いつかれてしまい、78分に勝ち越しゴールを許した後、90+3分にはダメ押しゴールを奪われ、2−4で逆転負けを喫した。
この結果、マンチェスター・シティはプレーオフ進出圏外の25位に転落。なお、データサイト『OPTA』によると、過去115回のうち、マンチェスター・シティが2点差リードを手にした試合で負けた初めての試合になったという。
痛恨の敗戦を喫した試合後、グアルディオラ監督はイギリスメディア『TNT Sports』で「前半は相手も私たちもチャンスがあったが、彼らの方が優れていた。先制点を決めたけど、コントロールすることができなかった。その後、私たちはやられてしまい、相手は盛り返してきて、その後は彼らの方が優れていた」と振り返り、次のように続けた。
「彼らはより素早く、デュエルでも優れていた。相手は中盤をコントロールしていたが、私たちはそれに対処できなかった。ベストなチームが勝ったので、敗北は受け入れている。私たちにはホームでクラブ・ブルッヘと対戦する最後のチャンスがある。勝てば予選突破できると信じている」
なお、プレーオフ進出圏外となってしまっている状況から最終節に勝利してもCL敗退となる可能性がある状況にグアルディオラ監督は「それはあり得ることだ。勝てなければ、それには値しない。スポルティング戦は厳しかったし、PSGもユヴェントスも厳しかった。アウェイはどれも難しかった。これが現実だ。十分なポイントが取れなかった。クラブ・ブルッヘとの最後の試合で何をすべきかが決まるだろう」と語った。
【ハイライト動画】パリ・サンジェルマンvsマンチェスター・シティ