前回からの続き。私(ナナ)は、夫のヨウスケと子どもたち(小1マオ、年中ケイ)の4人家族です。私の実家は車で30分ほどの距離。子どもたちが小さい頃から急な病気のときなど、実家の母は嫌な顔ひとつしないで駆けつけてくれました。しょっちゅうではありませんが、今も学校行事などで用事が重なったときに手助けをお願いしています。しかしヨウスケはお礼のひとつも言いません。私の母が手伝ってくれることを当たり前だと思っているのです。
ヨウスケは母が子どもたちの面倒を見にきてくれても、お礼も言わずに普通に過ごしています。ただそれをヨウスケに伝えたところで「次からは気を付けるね」と言う程度で気にもしていません。結局は同じことの繰り返しになっていたのです。
最初の頃は私から義母にお礼の連絡を入れていたのですが、なんだか納得がいきません。「私ばっかりおかしくない?」と夫婦で話し合いした結果、最終的には「お互いの親の窓口はそれぞれでやることにしよう」という話になったのです。
お互いの親からいろいろしてもらっていることは感謝しています。その都度お礼を言うべきだということも分かっているつもりです。ただ夫婦の間で「どっちが言った」とか「言わなかった」とか「不公平だ」とかいう話になってしまうのも面倒です。だからこれからはお互いの親にはそれぞれが窓口になって連絡をして、家族も喜んでいたと伝えようという結論に至りました。
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【第4話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子