レンヌを率いるホルヘ・サンパオリ監督が、セルティックから日本代表FW古橋亨梧を獲得することに迫っていると認めた。23日、イギリスメディア『BBC』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。
現在30歳の古橋は興國高校、中央大学を経て、2017年にFC岐阜に加入。2018年8月にヴィッセル神戸に移籍後、2021年7月からセルティックでプレーしている。今シーズンここまで公式戦32試合出場で12ゴール4アシストを記録し、加入後4シーズン連続で2桁得点を達成するなど、同クラブ通算では公式戦165試合出場で85ゴール19アシストを記録してチームの得点源として活躍している。
そんな古橋には攻撃陣の補強を画策しているレンヌから強い関心が寄せられていることが明らかになっており、すでに1000万ポンド(約19億円)ほどの移籍金でクラブ間合意に達していることも一部では報じられている。
このような状況のなか、25日に行われるリーグ・アン第19節のモナコ戦を前にした記者会見に出席したサンパオリ監督は、注目されている古橋について聞かれると、「私たちはキョーゴとの契約が今日完了することを期待している」と獲得に迫っていることを認めながら、次のように続けた。
「もし、そうなれば彼はモナコ戦で出場時間を得ることができるだろう。彼は私たちが熱望していた選手であり、チームに厚みをもたらしてくれると思う」
なお、古橋のレンヌ加入が決定的になっている一方、セルティックはかつて同クラブに所属していたポルトガル人FWジョタをレンヌから800万ポンド(約15億円)で獲得することも濃厚になっていることが伝えられている。