セレクトセールで2億6000万円の高値となったダノンミッション(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、日曜中山9Rの若竹賞(3歳・1勝クラス・芝1800m)で連勝を狙う。
ダノンミッションは父ロードカナロア、母フローレスダンサー、母の父ハービンジャーの血統。母はJRAで1勝だが、祖母のダンスインザムードは04年の桜花賞と06年のヴィクトリアマイルの覇者。そのきょうだいにはダンスインザダーク、ダンスパートナーなどの名馬が並ぶ。22年のセレクトセール当歳では2億6000万円(税抜)の高値となった。
ここまで3戦1勝。昨年8月の札幌の新馬(芝1500m)、9月の中山の未勝利(芝1600m)はともに2着。集中力や追われてからの伸びに課題を見せたものの、レースセンスは示した。そして3戦目となった10月の東京の未勝利(芝1600m)で待望の初勝利。勝ち時計は1分33秒1と相当に速く、かなりの将来性を感じさせる走りだった。
3カ月ぶりの今回は成長が問われる一戦。内容も伴った走りで連勝を果たし、春の大舞台への足掛かりとしたい。