バレーボールSVリーグの所属するヴィクトリーナ姫路は24日、兵庫県内で選手契約締結発表記者会見を開き、新たに入団する秋本美空選手(18)、河俣心海選手(18)、矢田和香選手(18)が登壇した。
【写真】笑顔でポーズ!新加入チームユニフォームを着用した秋本美空&河俣心海&矢田和香 緊張した面持ちで会見に臨んだ3人。秋本は「世界に通用する選手になりたい」と海外挑戦に対する意気込みも。河俣、矢田は「もっと自分のレベルを高めたい」「憧れられたりする選手になりたい」と話し、向上心を見せた。
初々しさを見せるとともに、河俣が「ひとり暮らしをするので、部屋をかわいくしたい」と笑顔を見せたり、記者からの質問に3人が顔を見合わせ相談し合うなど、高校生らしい姿や仲睦まじい一面も。
会見後は、ピンクと黒を基調としたチームユニフォームを着用し登場。報道陣のカメラを前に笑顔を見せた。
共栄学園高校の秋本、下北沢成徳高校の河俣は1月5日から東京体育館で開催された「春の高校バレー2025」に出場し、共栄学園高校の19年ぶりの優勝、下北沢成徳高校の2年連続の準優勝に貢献。今治精華高校の矢田は、昨年に高校選抜バレーボール日本代表に選抜されたことが評価された。
秋本は、母である元日本代表の大友愛の影響で小学2年生からバレーボールをはじめ、共栄学園中学校を経て、共栄学園高校に進学。高校最後の「春高バレー」では、ノーシードから強豪校を撃破し、共栄学園を19年ぶりの優勝へ導いた、2023年には16歳という若さで日本代表登録メンバーに選出された。
河俣は、下北沢成徳高校特有のオープントスはもちろん、クイック攻撃も対応できるスパイク力が魅力の選手。24年には、その能力の高さが認められ、全日本高校選抜にも選出された。「春の高校バレー2025」では、24年のインターハイを制した金蘭会高校をくだし、2年連続の準優勝に貢献した。
矢田は、身長186センチ、最高到達点305センチの高さを生かした強烈なスパイクが魅力の選手。愛媛代表として出場した「SAGA2024国スポ」では、インターハイベスト4の東九州龍谷高校単独チームや古川学園高校単独チームに勝利し、下克上を成し遂げる原動力となった。個人としても、24年に全日本高校選抜の選出や、U21のビーチバレー日本代表に選ばれるなどの活躍を見せている。