バレーボール女子で共栄学園高(東京)の秋本美空(18)が24日、兵庫・姫路市内でSVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路との選手契約締結会見に臨んだ。
秋本は「世界を知っている監督のもとでプレーしたいと思った」と入団を決めた理由の1つに、男子オランダ代表として92年バルセロナ五輪で銅メダルを獲得した経験を持つアビタル・セリンジャー監督の存在に言及。「すごく雰囲気のいいチーム。自分も楽しんでプレーしたい」と意気込みを話した。
憧れは、パリ五輪男子日本代表の高橋藍。普段は男子の試合を見ることが多く「スパイカーだけど、レシーブもつなぎもできる」と魅了された。自身も五輪は目標の場所で「オリンピックに出られる選手になれるように、姫路で成長したい」と高い志でプロの世界に入る。
秋本は12年ロンドン五輪銅の愛さん(旧姓大友)を母に持ち、共栄学園ではエースとして活躍。母譲りの184センチの長身から放たれるスパイクと堅実な守備が持ち味のオールラウンダーで、12日に閉幕した全日本高校選手権(春高バレー)では同校の19年ぶり優勝に大きく貢献していた。
秋本のほかにも、下北沢成徳高(東京)の河俣心海、今治精華高(愛媛)の矢田和香が姫路の新戦力となる。
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セリンジャー監督は「ようこそ姫路に来てくれた。感激している。3人とも素晴らしい能力、可能性を秘めた選手。国際的に活躍できる選手だと信じているので、全日本でも、オリンピックでも活躍できるように導くことが私の責任」と3選手の加入を歓迎した。【竹本穂乃加】
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