多彩なキャラクターやゲームシステムのみならず、大勢のボカロPによって作られた楽曲群も大きな魅力となるアプリゲーム「#コンパス 戦闘摂理解析システム」。
そんな#コンパスの楽曲を大胆な管弦楽器アレンジで楽しめると話題になった、#コンパス初の単独オーケストラコンサート「#Compass Symphony 2023」。
2023年9月に実施された本公演が、昨年12月に待望の楽曲配信&Blu-ray化となっている。
そこで今回は本公演の見どころ・聴きどころと併せて、#コンパスの世界観を彩る人気ボカロ曲を改めてご紹介。
ツウな#コンパスファンであればあるほど、ぜひチェックして欲しいオーケストラコンサートともなっている。
文/曽我美なつめ
2023年9月に開催された「#Compass Symphony 2023」では、昼・夜に分けての2公演が開催。
今回の楽曲配信作品&Blu-rayでは、各公演の模様がそれぞれPart1、Part2として2公演分まるごと楽しめる点も嬉しいポイントだ。
両公演のオープニングでは、「Overture」としてVoidollのテーマソングとなるナユタン星人「ダンスロボットダンス」を演奏。
本曲は両公演のダブルアンコール曲としても披露されており、まさにゲームの顔となる1曲だ。
「Overture」版と「Encore」版、同じ楽曲を元にしたうえでそれぞれどのようなオーケストラアレンジとなっているのかを聞き比べてみても面白いだろう。
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また某(なにがし)のテーマソングとして、今やメジャーアーティストとして活躍するTOOBOE・Johnが手掛けた「BLINDNESS」も、アンコール曲として両公演共通で演奏されている。
「BLINDNESS」は本オケコンで、初めてフルコーラス版が解禁されたことも注目を集めた1曲だ。
当時を知る人にとっては、その話題の盛り上がりも懐かしみつつ楽しめることだろう。
この他各公演は全体を通して、様々な#コンパス楽曲をメドレー形式にした複数の作品によって構成されている。
先述の2曲のように昼夜公演で共通して演奏されたメドレー曲ももちろんあるが、注目すべきはやはり各公演限定で披露された、ちょっぴり特別感のあるメドレー曲だろう。
昼公演であるPart1でのみ聴くことができるのは、「バイオレンストリガー」「キレキャリオン」などで構成される1st Medley。
そして「リアルにぶっとばす」「アイ情劣等生」などが楽しめる5th Medleyとなる。
一方「スティールユー」「ドクハク」などが聞ける1st Medleyと、「クレイジー・ビート」に始まり「ラヴィ」で締められる5th Medleyが楽しめるのは、夜公演となるPart2のみとなっている。
当時オケコンに足を運んだ人の中でも、両公演とも観に行ったという人はおそらくかなり少数派なはず。
その点でも2公演分の各演目がすべて楽しめ、自分が行ってない公演の曲も聞ける今回の楽曲配信&Blu-ray化はありがたい!という人もいるにちがいない。
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長年#コンパスを愛する人の中には、これらのボカロ曲を一から十まで覚えるほどリピートした、という人も多いことだろう。
そんな人こそ、今回のオーケストラコンサートによるアレンジはきっと楽しめること間違いなし。
普段聞き慣れたボカロ曲版とは異なるアレンジ・演奏で聞くことで、楽曲の新たな魅力やユニークポイントを必ず発見できるはず。
同時にオーケストラならではのダイナミックな演奏によって、ゲーム内の思い出深いシーンが改めて脳裏によみがえる、という人もいるはずだ。
今回の「#Compass Symphony 2023」楽曲配信&Blu-ray化。#コンパスをやり込んでいる、という人ほど、ぜひゲームのプレイとあわせてチェックしてみて欲しい。
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