カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最上級ラインである「MR-G」シリーズから、水墨画や書に用いられる青墨をイメージしてデザインした「MRG-B2100R-2AJR」を1月24日に発売する。価格は55万円。
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「MRG-B2100R」
●こだわりの金属素材に丹念な仕上げ
MRG-B2100R-2AJRは、薄型モデル「2100シリーズ」をベースにこだわりの金属素材を採用し、丹念な仕上げを施した。複雑な形状のベゼルを27個の部品で構成することでパーツごとに細部まで研磨を施せるようになり、仕上げの質感をより高めた。ベゼルトップは、純チタンの約4倍の硬度を誇り、プラチナと同等の輝きを持つといわれる「COBARION(コバリオン)」を使用し、着け心地の良いフッ素ラバーバンドは、ケースとの嵌合部にチタンパーツをインサートして成形することで強度を高めている。
和の美意識が宿る「木組」着想の
文字板デザイン
バンド表面にはG-SHOCK初号機を象徴するショックレジストマークを、裏面には同じくレンガパターンをあしらった。また、多数の部品を組み上げる日本の伝統技術「木組」からインスピレーションを得て、2つのパーツを組み合わせて作ったインデックスや、格子状の立体ダイアルを採用し、高精度の微細加工技術により形作られたダイアルは、組子格子のようにその隙間から光を通し、ソーラーパネルが受光して発電することで駆動する。
ライト点灯時
デザインは、水墨画や書に用いられる青墨をイメージし、ダイアルにブルーの蒸着加工を施してゴールドカラーの秒針を合わせたほか、ベゼルにはダイアモンドライクカーボンのブラックをベースに、四隅のパーツにブルーIPコーティングを施した。
機能面では、20気圧防水機能を備え、電波受信機能とモバイルリンク機能によるスマートフォンとの連携に対応。モジュールは回路押さえ板に金めっき仕上げを施した、MR-G専用モジュールを搭載する。