4.5億円のキャリーオーバー発生で記録更新か!? WIN5歴代配当トップ5を調べてみると

　先週末のWIN5は2020年7月以来の的中ゼロで、4億4902万3820円のキャリーオーバーが発生した。2週連続の波乱となれば、歴代払戻記録の更新があるかもしれない。そんなWIN5の高額配当トップ5とは。

　キャリーオーバーは今回含め過去14例。発売当初は上限が2億円とされ、的中者がいても超過分が繰り越しになったケースが6回ある。14年途中から6億円に引き上げられてからは、いずれも的中ゼロによるキャリーオーバー。だが、払戻歴代トップ5はいずれもキャリーオーバーが無かった日となっている。歴代1位は21年3月14日。メインの金鯱賞で1番人気のデアリングタクトが敗れ、単勝227.3倍のギベオンが制すなど波乱続き。売上7億9206万5800円で的中はわずか1票となり、配当は5億5444万6060円。現在まで唯一の“5億円台”となっている。

　キャリーオーバーが発生した翌週の最高配当は、12年12月16日の8661万770円。これは前週の払戻額が上限2億円を超え、1億93万8320円が繰り越されていたためで、的中者なしでまるまる持ち越された場合に限ると、2019年3月10日の1028万2010円/160万1650円(同着で2通り)が最高。果たして今週の結果はいかに。夢の6億円の表示は見られるか、胸が躍る週末になりそうだ。

【WIN5歴代TOP5】
■1位 5億5444万6060円
21年3月14日 4→4→10→8→3人気

■2位 4億8178万3190円
21年1月11日 4→5→14→3→5人気

■3位 4億7180万9030円
19年2月24日 2→15→12→11→5人気

■4位 4億6836万5660円
24年10月6日 7→11→4→8→1人気

■5位 4億6496万3450円
24年11月10日 7→7→7→16→3人気

いずれも的中1票。

◇WIN5のルール
　WIN5の発売単位は100円。原則として日曜日に売られ、指定された5競走すべての1着馬を当てる。特徴は的中なしの場合はキャリーオーバーになるところ。単勝や三連単など、ほかの式別では「特払い」として70円ないし80円がレース確定後に払い戻されるが、WIN5は売上の70％(残り30％＝主催者の売上となる)が次回に繰り越される。