全日本柔道連盟(以下、全柔連)は24日、復活が決まっていた“有効”が4月1日に正式に国内で施行されることを発表した。
昨年、国際柔道連盟(以下、IJF)が新たなルールを発表したことを受け、全柔連の大迫明伸審判委員長は、「(IJFが)ゴールデンスコア(延長戦)や、指導による決着が非常に多い」という認識を持っていると説明。狙いについては「より柔道が面白くて魅力的でみんなが見たいと思う競技にするため、分かりやすくしたいという目的でルール変更を行った」と語った。より自由度が認められ、技のポイントによって本戦中に決着がつくような試合展開が促される。
国際大会での新ルールの運用は2月のグランドスラムパリから始まる。大迫委員長は「実際にどう運用するかは見てみないとわからない。グランドスラムパリ以降の試合で注目したい」と話した。
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