エクリプス賞の受賞馬が決定 13年ぶりに牝馬が年度代表馬に

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2025年01月24日 18:50  netkeiba

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BCディスタフを制したソーピードアンナ(撮影:高橋正和)
 現地時間23日、北米の年度代表馬表彰である2024年度エクリプス賞の各受賞馬が発表された。受賞馬は下記の通り。

( )の年齢は昨年時。

■年度代表馬
ソーピードアンナ(Thorpedo Anna、牝3、米・K.マクピーク厩舎)

 BCディスタフで古馬相手に2馬身半差の完勝。ほか、ケンタッキーオークス、エイコーンS、CCAオークス、コティリオンSと年間で米G1計5勝を挙げたほか、トラヴァーズSではのちのBCクラシック2着馬フィアースネス(Fierceness)とアタマ差の接戦を演じるなど、1年を通じてハイレベルな走りを見せた。なお、牝馬が年度代表馬に選ばれるのは13年ぶり。

■最優秀2歳牡馬
シチズンブル(Citizen Bull、牡2、米・B.バファート厩舎)

 2戦目のデルマーフューチュリティ(米G1)こそ3着だったが、アメリカンファラオS、BCジュベナイルと米G1・2勝を挙げた。

■最優秀2歳牝馬
イマーシブ(Immersive、牝2、米・B.コックス厩舎)

 デビューから無傷4連勝。スピナウェイS、アルシビアデスS、BCジュベナイルフィリーズと米G1・3勝を挙げた。

■最優秀3歳牡馬
シエラレオーネ(Sierra Leone、牡3、米・C.ブラウン厩舎)

 1年を通じて安定した成績を残し、BCクラシック(米G1)で同世代の強豪や、並みいる古馬を破ってダート王者に輝いた。

■最優秀3歳牝馬
ソーピードアンナ(Thorpedo Anna、牝3、米・K.マクピーク厩舎)

 投票者208人による満票での受賞。年度代表馬にも選出されている。

■最優秀ダート古牡馬
ナショナルトレジャー(National Treasure、牡4、米・B.バファート厩舎)

 ペガサスWC(米G1)で、のちにサウジC(沙G1)を勝つセニョールバスカドール(Senor Buscador)を撃破。そのほか、メトロポリタンH(米G1)を制した。

■最優秀ダート古牝馬
イディオマティック(Idiomatic、牝5、米・B.コックス厩舎)

 年内5戦3勝、2着2回。ラトロワンヌS、スピンスターSと米G1・2勝を挙げ、牝馬ダート路線をけん引した。

■最優秀短距離馬
ストレイトノーチェイサー(Straight No Chaser、牡5、米・D.ブラッカー厩舎)

 5月のメリーランドSS(米G3)で初タイトル。9月のサンタアニタスプリントチャンピオンS(米G2)をステップにBCスプリント(米G1)を制覇した。

■最優秀短距離牝馬
ソウルオブアンエンジェル(Soul of an Angel、牝5、米・S.ジョセフJr.厩舎)

 年内11戦のタフネス。米G2、米G3をそれぞれ1勝したほか、BCフィリー&メアスプリント(米G1)でビッグタイトルをつかんだ。

■最優秀芝牡馬
レベルスロマンス(Rebel's Romance、セ6、英・C.アップルビー厩舎)

 BCターフでは日本のローシャムパークらを抑えて勝利。年内にカタール、UAE、香港、ドイツ、アメリカと5カ国で重賞を制した。

■最優秀芝牝馬
モイラ(Moira、牝5、米・K.アタード厩舎)

 4戦して2勝、2着2回と安定した成績。ビヴァリーD.ステークス(米G2)、BCフィリー&メアターフ(米G1)と2つのタイトルを手にした。

■最優秀障害馬
スナップディシジョン(Snap Decision、セ10、J.フィッシャー厩舎)

 年内に重賞3勝。アメリカ障害競走で最高峰に位置するアメリカングランドナショナル(米障害G1)ではクビ差の接戦を制した。

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