【小倉牝馬S予想】生まれ変わった牝馬ハンデ重賞 開幕週だけに速い時計への対応もカギ

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2025年01月25日 06:35  netkeiba

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小倉牝馬Sに出走予定のクイーンズウォーク(撮影:下野雄規)
 昨年までで言えば愛知杯が行われた時期と、ほぼ同時期に設置された牝馬限定のハンデ戦。愛知杯といえば、その名のとおりに中京競馬場のイメージだが、開催日割の変更により、レース名を改称し、昨年と同じ小倉競馬場芝2000mで行われることになった。小倉競馬場芝2000mコースは4角奥のポケットからスタートしてコーナー4つ。開幕週だけに速い時計への対応力もポイントになるかもしれない。

 ◎クイーンズウォークはキズナ産駒の大型馬。昨年春はクイーンCに勝ってオークス・4着。秋にはローズSに勝っているのだから世代を代表する1頭だ。前走秋華賞はスタートで躓いて落馬寸前のアクシデント。懸命にリカバリーを図ったが、最後は失速してしまった。あのレースは参考外と判断した。55.5kgのハンデはやむを得ないところ。デビュー2戦目に1800m戦を1分48秒台で楽に走っているくらいだから、速い時計にも対応できるはずだ。

 〇シンティレーションは昨秋の府中牝馬S・2着馬。準オープンを勝ち上がったばかりで人気はなかったがブレイディヴェーグとマスクトディーヴァの間に入ったのだから、評価できる1戦だ。やや勝ち味に遅いところがあるものの3歳春にはフラワーC・3着もある。前走のエリザベス女王杯は少々距離も長かったかもしれないが、最後の直線で不利もあった。まだ見限れない。

 ▲コスタボニータは今回と同条件だった昨年の愛知杯で2番人気3着。トップハンデタイの55kgを背負い、半マイル通過45.5秒、前半1000m57.4秒というハイペースをやや離れた好位で追走し、正攻法で勝ちに行く競馬をしたが前を行くミッキーゴージャスを捕まえられず、タガノパッションの追い込みを許した。前走のエリザベス女王杯は大外枠から2着馬と0.4秒差9着。悪い内容ではなかった。

 △フェアエールングは福島記念・2着。過去4勝はすべて右回りの小回り競馬場で記録しており、中でも2000mは[3-2-0-4]と得意にしている。問題は洋芝に実績が集中していることと、前走の福島記念も時計がかかる馬場状態だったこと。速い時計への対応力が求められる1戦だが53kgなら。

 まだ底を見せていない△オーロラエックスとクイーンS優勝△コガネノソラ。最後に五稜郭Sを勝って札幌日経オープン・3着、紫苑S・4着の実績もある△キミノナハマリアの名前を挙げておきたい。

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