ボーンマスを率いるアンドニ・イラオラ監督が、25日に行われたプレミアリーグ第23節ノッティンガム・フォレスト戦を振り返った。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
今シーズンのプレミアリーグで“サプライズ”を巻き起こす7位ボーンマスと3位ノッティンガム・フォレストが直接対決。ボーンマスはジャスティン・クライファートの鋭いミドルシュートで先制すると、ダンゴ・ワッタラのハットトリック達成でリードを広げ、試合終盤にアントワーヌ・セメニョがトドメを刺す。上位対決で5−0の大勝を収めたボーンマスは、プレミアリーグにおけるクラブの無敗記録を「11」試合に更新した。
イラオラ監督は試合を振り返り、「一番は楽しむこと。今日を楽しむことだ。順位表を見てもいいけれど、それは私たちに何ももたらさない。1試合1試合を大事にしなければならない。毎週を楽しめば良い。そうやって集中するんだ。素晴らしい結果だと思う。とても良いパフォーマンスだった。先制して彼らのアプローチを変えさせるのが鍵だった」と、勝利の喜びに浸ってコメント。リーグ戦の順位表よりも目の前の一戦一戦に集中することが好調の秘訣だと説いた。
「フォレストは素晴らしいシーズンを過ごしていると思う。今日の結果の後でも、彼らは私たちより4ポイント上にいる。それでも、私は私たちのアプローチを変えるつもりはないし、順位表は見ない。同じことを続けよう」
一方、ノッティンガム・フォレストを率いるヌーノ・エスピリト・サント監督も敗戦後にコメント。「きっとみんなを驚かせたと思う。特に試合の入りは酷かった。最初から最後まで悪かった。自分たちのやり方に気づく必要があるし、質の高い選手に多くのスペースを与えてはいけない。今日を反省し、二度と繰り返さないようにしなければならない。選手、スタッフ、ファン、全員への警告になるだろう」と、パフォーマンスの改善を誓った。
ボーンマスは次節、2月1日に首位リヴァプールと対戦。一方のノッティンガム・フォレストは、同2日に日本代表MF三笘薫を擁するブライトンと対戦する。
【ハイライト】ワッタラがハットトリック! ボーンマス 5−0 ノッティンガム・フォレスト