画像提供:マイナビニュースニフティが運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」は1月27日、「なりたい職業」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2024年11月12日〜12月9日、小中学生を中心とするニフティキッズの訪問者2,313人を対象にインターネットで行われた。
○なりたい職業は?
「なりたい職業はある?」と質問したところ、小学生では95.4%、中学生では89.8%の子どもたちが「ある」と回答した。どの年代でも約9割の人が何かしらの夢を持っていることがわかる。
なりたい職業が「ある」と答えた人へ、どんな職業か尋ねたところ、小学生では「イラストレーター」、「歌い手」、「学校の先生」、「Vtuber」、中学生では「学校の先生」、「薬剤師」、「公務員」という順位となり、小学生と中学生どちらもトップ3に「学校の先生」がランクインした。中学生になると、「会社員」や「公務員」の順位が上がっており、将来について現実的に考え始める人も多いのかもしれない。昨年の結果と上位はほとんど変動がなかった。
その他には「社長」や「公認会計士」、「お笑い芸人」などさまざまな職業が集まった。
○なりたいと思った理由、きっかけ
なりたいと思った理由やきっかけを尋ねた。習い事や趣味など自分の好きなことを職業にしたら「楽しそう」と思う人が多いようだ。また、実在する先生やアーティスト、声優などに「憧れているから」という意見も多くあった。「辛かったときに笑顔にしてくれた」や「人を救いたい」など誰かの役に立つ職業に就きたいと考える人や、「親の影響で」「体験を受けたから」と回答した人もいた。
○おうちの人の職業
91.5%の子どもたちがおうちの人の職業を「知っている」と回答した。
知っていると答えた人へ、おうちの人の職業を尋ねたところ、「会社員」や「公務員」との回答が多く、半数以上を占めた。他にも医者、看護師、学校の先生など、さまざまな職業が集まった。
なりたい職業とおうちの人の職業が同じ割合の高い職業を調査した。会社員の親を持つ子どもたちは半数以上の人が会社員を志望しているようだ。また、2位以下をみると、会社員と公務員をのぞくと、医療関係の職業や学校の先生、建築家の親を持つ子どもたちは親と同じ職業を志望している割合が他の職業よりも高いことがわかった。
○将来、どんな大人になりたい?
「将来、どんな大人になりたい?」と質問したところ、「優しい人」や「頼られる人」、「気遣いができる」など人格面での向上を目指す意見が多く集まった。具体的に両親や芸能人の名前をあげる人もいて、身近に目にする大人がお手本となっていることもあるようだ。その他にも「素敵な男性と結婚して優しいお母さんになりたい」や「お金持ち」、「自分に自信を持てる大人!」、「海外でもバリバリ活躍する大人」など、人それぞれの理想の大人像があることがわかった。(Yumi's life)