つくばエクスプレス、開業20周年 - 記念トレイン運行、新キャラも

首都圏新都市鉄道は28日、つくばエクスプレス(TX)が8月24日に開業20周年を迎えることを記念し、さまざまなイベントや特別企画を実施すると発表した。


記念企画の一環で20周年記念ロゴマークを作成。つくばエクスプレスが走る都心部や緑豊かな地域、住宅地など沿線の多様な風景を組み合わせ、20年間にわたる成長をイメージしたデザインとなっている。周りを囲むTX1000系とTX3000系は、始まりから現在まで20年の歴史を表現しているという。この記念ロゴは20周年記念イベントや記念グッズに使用されるほか、乗務員や駅係員が着用するピンバッジとして活用される。



20周年に合わせ、ユニコーンをモチーフにした新たなキャラクターも登場。運輸と技術の両部門で勤務するマルチな社員という設定で、多様性を象徴するカラフルなたてがみと尾、「触ると幸せになれる」とうわさの角を持つ。今後の開業20周年記念イベントや特別企画で登場する予定とされ、ネーミングは今後開催する投票企画で決めるとしている。

4月1日からは、記念ロゴマークを装飾した「開業20周年記念トレイン」を運行。TX2000系2編成を対象に、車両側面に記念ロゴマークのステッカーを貼付し、車両前面に同じく記念ロゴマークのヘッドマークを取り付ける。運行期間は12月下旬まで。運行情報は公式サイトで随時発表される。



開業20周年を記念した特設サイトも開設された。20年間の歴史を振り返るコンテンツや記念イベントの情報を順次公開する予定となっている。


今後の企画として、TX沿線を舞台にしたウォーキングイベント「TX沿線トリップウォーク」や記念グッズの発売、駅の記念装飾など多彩な企画を予定している。記念日当日の8月24日に記念セレモニーを開催するほか、「開業20周年記念トレイン」の第2弾も運行開始予定となっている。（佐々木康弘）