「ぶつかりおじさん」の被害に遭うのは女性だけではない。愛知県に住む30代前半の男性は
「通勤時間に、結構年配の、不機嫌そうな表情の方にぶつかられました」
と振り返る。実はこの“ぶつかりおじさん”とは、「いつも同じ駅の同じ時間帯で遭遇」するという。(文:真鍋リイサ)
「いかつい風貌にして出勤したところ…」
つまり、毎朝よく見かける上によくぶつかられていたらしい。男性が相手を冷静に観察したところ「大柄な男性や、いかつい風貌の男性にはぶつかっていない」という。そのため、ある検証を行った。
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「私も大柄に見せるために、かなり厚底の靴で身長を高く見せ、服を着込んで体重もあるように見せ、髪型を尖らせていかつめのサングラスをかけていかつい風貌にして出勤したところ、たまたまなのか、その方からぶつかられなくなりました」
ぶつかりおじさんは、自分が勝てそうな相手を選んでぶつかっていたのだろう。男性は自身を「そこまで体格が良いわけではないですが」と前置きし、
「ラグビーや柔道をやっていたことから、多少ぶつかられてもびくともしないので、このような検証ができたのは、個人的には面白く思いましたが、あまり面白半分で近づくのも良く無いとは思いました」
男性は見た目の体格とは裏腹に、人とぶつかることの多い競技の経験者だった。それでも、やはりわざとぶつかってこられるのは不快だろう。
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