パリ五輪メダリストがZoffアンバサダーに就任 初めてのメガネが偶然にも…「ご縁を感じます」

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2025年01月29日 11:01  日刊スポーツ

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「Zoff」のブランドアンバサダーに就任した江村美咲

メガネブランド「Zoff」は29日、フェンシング女子サーブルの江村美咲(26=立飛ホールディングス)をブランドアンバサダーに起用すると発表した。


江村の実績だけでなく、挑戦を続ける姿が、こだわりを持ってメガネづくりに向き合う同社の姿勢と重なるとし、「フェンシングは繊細な視認性や集中力を求められるスポーツ。江村選手の活躍はブランドが提供するメガネの品質や信頼性を象徴する存在だと考え、アンバサダーとして就任いただく運びとなりました」と起用理由を説明した。


◇  ◇  ◇


江村はアンバサダー就任に満面の笑みを見せた。3年ほど前に初めてファッションとして手にしたメガネが、偶然にもZoffだったと明かし「ご縁を感じます」とにっこり。もともと視力は良いが、今では「コーディネートの1つとして身に着けていないと寂しい」と、休日は8割方でかけているという。おしゃれは「好きな自分でいる方法の1つ」で、「堂々としている自分が好きなので、好きなものを身にまとって自信をつける意味もあります」と楽しんでいる。


アスリートが服装やネイルなどで個性を示すことは、肯定的に捉えている。「もちろんやるべきことをやらないのは論外ですが、その上でファッションを楽しむのは良いことしかない。気持ちが上がれば、競技の質も上がって、モチベーションも変わります」。


東京五輪後に気分転換として染め上げた金髪は、江村のトレードマークとして知られるようになった。飽きがきたら変えるつもりと言いながら、「飽きないですね」とほほえんだ。見た目にもこだわって、トップアスリートとして高みを目指していく。【藤塚大輔】


○…江村はアンバサダー就任に際し、Zoffのリリースにコメントを寄せた。「元々Zoffのメガネは愛用しており、石川祐希選手の広告も街中やSNSでよく目にしていたので、私にとって身近なブランドです。今回アンバサダー就任にあたり、自分では挑戦できなかったアイウエアを沢山試せたことがとても新鮮で、好きなことを応援してくれる人と一緒にチームになって活動できるのは、素直に『やったー!』と思いました。アンバサダーとしての活動では、コラボデザインなどを考えたりいろいろなことに挑戦していきたいです」


◆江村美咲(えむら・みさき) 1998年(平10)11月20日、大分市生まれ。小3で競技開始。JOCエリートアカデミー(大原学園高)、中大を経て、21年から日本初のプロとして立飛ホールディングスを筆頭に複数社と契約。同年東京五輪団体5位。22年から世界選手権連覇。24年パリ五輪団体銅メダル。父宏二さんは88年ソウル五輪フルーレ、母孝枝さんはエペの世界選手権代表。170センチ。右利き。血液型A。

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