どこに行っても海外からの観光客でにぎわう昨今。日本の魅力はどんなところにあるのだろうか? 外国人観光客に実施した「日本でどのようなお土産を買いたいか」に関するアンケート(FAST TRAIN JAPAN・東京、2024年11月25日〜12月15日の調査)では、着物やお箸などの伝統的な品々に次いで、食品や飲料も挙がった。
外国人観光客に人気のお土産ジャンル第1位は「伝統工芸品」(28.5%)。続いて2位になったのは、日本酒や抹茶のお菓子など食品や飲料(19.7%)。3位は漫画やアニメグッズなどのポップカルチャー関連(18.7%)だ。
一方、同社が運営する訪日外国人向けWebサイト「Tokyo Cheapo」で記事の閲覧数から興味を持たれているものを調査したところ、人気の品物1位は「ハンコ」。着物に関する記事を上回る閲覧数で人気を誇っているという。「ハンコ」は、他の国にはない日本ならではの独特な文化を感じさせる物として興味を持たれているようだ。2位は、こちらも着物の閲覧数を上回って「包丁」。日本製の包丁は、高級な伝統工芸品に限らず、その精度と切れ味で世界中で高く評価されているのだそうだ。そして3位が定番の「着物&浴衣」。4位は「靴」、5位は「スーツ」というのが意外なところだが、観光客だけでなく日本在住の外国人にも注目されているようだ。以下、「おもちゃ」「化粧品・美容品」「マンガ」「骨董品」「剣などの武術品」と続いている。
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