コクヨは29日、大人の学びをサポートする新IoT文具「大人のやる気ペン」を、きょう29日から3月15日までの期間、「Makuake(マクアケ)」で先行販売する。
【画像】コクヨが開発「大人のやる気ペン」仕組み
同社は2019年、IoT文具「しゅくだいやる気ペン」を発売した。スマートフォンのアプリと連動して、子どもの日々の努力を「見える化」し、自発的な学習の習慣化を促す商品で、利用者の約8割の親子が学習習慣化の効果を実感。5万台の販売台数を突破した。
その一方で、大人が資格勉強やスキルアップなどの自己学習に活用している実態も明らかになった。また、生涯を通じての学習が必要となる中、大人の学びへの関心も高まってきた。しかし同社の調査によると、意欲はあるものの、全世代で課題となっているのが「モチベーション維持」となった(コクヨ調べ/2024年4月実施、n=1万197人)。そんな背景から「大人のやる気ペン」開発に至った。
本体重量が約8gの小型軽量。市販の筆記具やスタイラスペン(適合目安:直径9〜13mm)に取り付けて使用する。加速度センサーによる測定データを、ペンを手に持って勉強に取り組むことで溜まる「やる気パワー」として記録。LEDの色変化として“見える化”する。
データは本体内のメモリーに保存され、学習後にBluetoothでスマートフォンと通信し、専用アプリと連動する(iOS 16以上、Android 10以上に対応)。付属のケース型の充電器で充電し、1週間の稼働が可能。