40代「ワンピースで太見え・オバ見えしてる女性」の特徴。どんな体型でも似合いやすい一枚は

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2025年01月29日 16:11  女子SPA!

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こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。冬のデート服の定番でもあり、女子会や楽ちんママコーデにも最適なニットワンピース。しかし、ニットワンピースの難しいところは、スタイルアップを狙うどころか太って見えたり、オバ見えしたりしやすいところ。一枚で着こなしが完成するぶん、自分に合わないワンピースを着るととんでもない失敗を招きます。そこで今回は、体型が気になる40代女性が着てはいけない失敗確実なニットワンピースの特徴をご紹介します。

◆“一反もめん”なの? ロングのハイネックニットワンピ

注意が必要なニットワンピースのひとつ目は、ロング丈のハイネックニットワンピース。

ハイネックでしかもロング丈となると、首から足首にかけて服の面積があるのでスタイルが間延びして見えやすいです。高身長さんも小柄さんも、コーデが単調でのっぺりとした印象にうつるので、パッと見では一反もめんのような雰囲気に……。

かつ、バストが大きい、ややぽっちゃりさんとなると横幅も広がるので全体的に大きく見えてしまいます。

◆上に一枚重ねるだけでも、野暮ったさを回避できる

このタイプのニットワンピースはとても多く、しかもよく手に取ってしまうアイテム。着こなし方に工夫をしないと失敗します。

野暮ったく見える原因はコーデが単調すぎることなので、上に厚手のチェック柄ストールをショール風に羽織ったり、ミドルゲージのVネックカーディガンを重ねたりして着こなしに立体感を表現すると野暮ったさが回避されます。

◆実は太見えしてます……ドッキングニットワンピ

ハイネックのニットワンピ以上に注意したいのは、ドッキングタイプのニットワンピース。ドッキングワンピースとは、表情の違う素材同士を組み合わせたデザインワンピースの総称です。

よく見かけるのが、上半身がニット素材で、ウエストからは異素材のスカートに切り替えられたデザイン。一枚のワンピースなのに重ね着しているように見えるので、着こなしに苦手意識を持つ方を中心に人気の高いアイテムです。

◆着痩せしたい人は、買わないことをおすすめします

ただし、ドッキングワンピースの最大の弱点は着痩せできないこと。服の構造上、切り替え部分であるウエスト幅は太く設計されているものがほとんどです。また上半身がニット素材の場合、スカートの重みによってウエスト位置が下重心に伸びて見えやすいのも難点。

たしかにコーデを考える必要のない楽ちんアイテムですが、スタイルアップという点とおしゃれ見えはあまり期待できませんね……。ドッキングニットワンピースに関しては、着こなしでカバーもしにくいので基本的にはそもそも買わないことをおすすめします。

◆どんな身長・体型でも似合いやすいニットワンピは?

ニットは肉厚で重厚感のある素材ほど着用しているうちに生地が伸びやすく、服そのもののシルエットが崩れてしまいます。なので、太めの毛糸でざっくり編まれたローゲージタイプのニットワンピを選ぶのはおすすめしません。代わりに、ダブルフェイス(2枚仕立ての生地)タイプのニットワンピースなど、形状記憶しやすいタイプのニットワンピースを選びましょう。

またニットワンピのデザインはできれば、首が詰まっているものよりボートネック、クルーネック、Vネックがおすすめです。

筆者がどんな身長、体型の方でもマッチしやすいと思っているのは、Vネックのジャンパースカートデザインのニットワンピース。すっきりとしたシルエットでスタイルの美しさをキープできます。

新しくニットワンピースの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

このニュースに関するつぶやき

  • ニットに限らず、服は試着時に背中をチェックして下着の輪郭がボンレスハムの縛りのように浮き出ているか確認した方がいい。8歳くらい老けて見えるそう。
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