イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザでの停戦合意に基づき、30日に人質8人を新たに解放するとイスラエルメディアが報じました。
複数のイスラエルメディアは政府高官の話として、ハマスが30日にイスラエル国籍の人質3人を新たに解放すると報じました。
19日に発効した停戦以降、ハマスが人質を解放するのは3回目で、ほかにもタイ国籍の人質5人を解放するとみられています。
3段階で進められる停戦合意の第1段階では、ハマスがあわせて33人の人質を解放することになっていますが、今回解放されるタイ国籍の5人については、その数に含まれないとしています。
こうしたなか、イスラエル首相府は29日、ネタニヤフ首相がアメリカのトランプ政権で中東担当特使を務めるウィットコフ氏と会談したと発表しました。恒久的な停戦につながる第2段階にむけた協議が仲介国を交えて近く始まるとされるなか、ネタニヤフ氏は改めてイスラエルが求める条件などを伝えたものとみられます。
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