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柔道女子52キロ級の阿部詩(24=パーク24)が、実戦復帰する。全日本柔道連盟(全柔連)は30日、グランドスラム(GSバクー)大会(2月14〜16日、アゼルバイジャン)の選手団名簿を発表し、昨夏のパリ五輪(オリンピック)でまさかの2回戦敗退に泣いた詩がエントリーされた。
後に、金メダルに輝くディヨラ・ケルディヨロワ(26=ウズベキスタン)に一本負け。24年7月28日の、衝撃の番狂わせは「パリの慟哭(どうこく)」と大きな話題になった。以来の大会出場となる。
全日本合宿には復帰しており、再び世界の頂点を目指して再起していた。今年6月の世界選手権(13〜20日、ブダペスト)を狙っており、今月14日に都内で行われたイベントでも今年の目標に「世界一!!」を掲げ「また強い阿部詩を見せられたら」と宣言していた。
パリ代表では、女子48キロ級で金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)も五輪以来の復帰。世界選手権を見据えて現役を続行し、五輪覇者だけが着けられる金ゼッケンでの出場を目標にしている。
男子60キロ級の銅メダリスト永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)や、同90キロ級で銀メダルを獲得した村尾 三四郎(JESグループ)も出場する。男子の2選手は昨年12月のGS東京大会に出場。永山が2位、村尾が優勝だった。
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GSバクー大会エントリー選手は次の通り。
【男子】
60キロ級 永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)中村太樹(国士舘大)
66キロ級 田中龍馬(SBC湘南美容クリニック)武岡毅(パーク24)
73キロ級 石原樹(JESグループ)田中龍雅(筑波大)
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81キロ級 老野祐平(旭化成)
90キロ級 村尾三四郎(JESグループ)
100キロ級 新井道大(東海大)
100キロ超級 太田彪雅(旭化成)中野寛太(旭化成)
【女子】
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48キロ級 角田夏実(SBC湘南美容クリニック)
52キロ級 阿部詩(パーク24)
57キロ級 玉置桃(三井住友海上)高野綺海(日本エースサポート)
63キロ級 青野南美(福岡県警)
70キロ級 田中志歩(JR東日本)
78キロ級 梅木真美(ALSOK)
78キロ超級 高橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)
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