ドラマなど、韓流コンテンツが世界的に拡散し、韓国フードが世界市場で急成長した。韓国メディアのソウル経済は30日「韓流ドラマを視聴すると食べたくなる…海外で爆発的売り上げ」のタイトルで、韓国の餅の輸出が急増している現象を特集した。
特に売り上げを伸ばしたのが「トッポギ」だ。甘辛タレに餅を絡めて煮込んだ料理で、日本でも人気を集めている。
ソウル経済は「韓国農林畜産食品部と韓国農水産食品流通公社(aT)によると、2024年の餅類輸出額は9140万ドル(約141億円)を記録した。これは前年比17・5%増加した数値。19年に比べると、5年間で約3倍成長したことになる」などとしている。
国別の輸出現況では、米国が全体の37%を占め、最大輸出国となった。続いてオランダ、ベトナムで、日本は4番目の430万ドル(約6億6000万円)となった。
19年にはBTSメンバーのジミンがSNSでトッポギを食べる映像をアップして、日本を含む海外ファンの関心が急増した。特に米国では、餅がグルテンフリー製品として認識され、健康食品として位置づけられている。今では倉庫型大型スーパーのコストコ、ウォルマートなどはもちろん、アマゾンでもトッポギ製品が根強い人気を得ている。日本でもスーパーやコンビニに並ぶなど、人気は世界レベルとなっているようだ。
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