古橋亨梧の起用法に影響も？…5連敗中のレンヌ、サンパオリ監督の解任を本格検討か

　レンヌを率いるホルヘ・サンパオリ監督に解任の可能性が浮上しているようだ。29日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

　過去5シーズンで3度トップ4に入るなど、近年のリーグ・アンで比較的安定した成績を収めていたレンヌ。しかし、今シーズンは開幕直後から不安定な戦いが続き、10試合を3勝2分5敗という成績で終えると、ジュリアン・ステファン前監督の解任を決断。後任としてかつてチリ代表やアルゼンチン代表、セビージャなどを率いたサンパオリ氏を迎えた。

　クープ・ドゥ・フランスを含めた就任後の5試合を3勝2敗というまずまずの成績で終えたサンパオリ監督だが、直近では成績が低迷。現在は公式戦5連敗中と不振脱却の兆しが見えず、就任後10試合での戦績は3勝7敗と大きく負け越している。

　こうした状況を考慮し、レンヌは今シーズン2度目の指揮官交代を本格的に検討しているという。『レキップ』が報じたところによると、サンパオリ監督は今後数日以内に解任される見込みで、早ければ現地時間2月2日に控えるリーグ・アン第20節ストラスブール戦前にクラブを去る可能性もあるようだ。『RMCスポーツ』は、レンヌが後任候補としてすでに複数名をリストアップしていると伝えている。

　なお、今冬の移籍市場では日本代表FW古橋亨梧がセルティックからレンヌに完全移籍加入。サンパオリ監督は30歳のストライカーについて「彼は私たちが熱望していた選手であり、チームに厚みをもたらしてくれると思う」と期待を語っていたが、“共闘”が実現しない可能性も浮上している。