義家族はとても仲が良く、家族の誕生日やイベントごとでよく集まります。最初はその慣習に戸惑うこともありましたが、料理は基本出前を頼んでくれるし、私が特別に忙しく動くことはありません。この日も皆で義父の誕生日を祝い、ゆっくりと食事をしながら、子どもたちは3人で楽しそうに遊んでいたのですが……。
私もトイトレの大変さはわかるし、トウマくんを責めたいとは思いません。義母も同じ考えなのですが……私が一番納得いかないのは、お漏らしの掃除をいつも「私」がしていることです!
一方でアリサさんとカズキくんはというと、アリサさんがトウマくんを浴室のシャワーでキレイに洗い、カズキくんは出てきたトウマくんを拭くためにスタンバイをしています。
「同居」と聞くとネガティブなことが思い浮かぶ人も多いでしょうが、わが家ではほとんどそういったことはありませんでした。それもすべて義両親の優しい気遣いがあってこそだと思って感謝していました。
しかしトウマくんのトイトレが始まった頃から、モヤモヤが募るように。トイトレ自体は誰もが通る道なので何も思わないのですが、なんで毎回その片づけを私がやらないといけないのでしょうか。
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【第2話】へ続く。
署名:原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび