【フィギュア】伝説のディック・バトンさん死去95歳　　米メディア報道　羽生結弦さんとの縁も

米メディア「USA TODAY」など主要メディアは30日（日本時間31日）、フィギュアスケート男子で48年サンモリッツ、52年オスロ五輪（オリンピック）で2連覇を達成したディック・バトンさんが30日に亡くなったと報じた。

95歳だった。

バトンさんは世界殿堂入りも果たした米国を代表するスケーター。世界初のダブルアクセル（2回転半）、3回転ジャンプ（ループ）を成功させ、世界選手権でも48年から5連覇。現役引退後も解説者として活躍し、広く知られた存在だった。

近年の日本でスポットライトを浴びたのが、18年平昌五輪前後だった。

羽生結弦さんがバトンさん以来、66年ぶりとなる五輪連覇を達成。17年6月に日刊スポーツが米ニューヨークの自宅で行ったインタビュー時にも「オリンピックをエンジョイするんだ。リラックスして、楽しめ」と直筆でメッセージをしたためた。

羽生さんの2連覇達成後にはツイッター（現X）で「美しい振り付けと音楽。すさまじいシアターだったよ」「ゴージャス…」と祝福していた。